スタッツ

戦評

曇りの空の下、天理のセンターパスで試合が開始。立ち上がりから天理が積極的にポゼッションを握り、駿河台陣内での攻撃時間を増やしていく。一方で駿河台もカウンターを狙い、素早い縦の展開でサークル内に侵入する場面を作るなど、序盤は拮抗した展開。7分には天理#29 山本の力強いヒットが一気に前線へ通るが、これは惜しくも得点には繋がらない。
2Q開始直後の1分、駿河台のスクープがサークル内まで到達。しかし天理が素早くカバーし、ピンチを脱する。続く2分には天理がPCを獲得するも、一弾を破ることはできず、直後に駿河台の速攻を許すがこちらも決定機には至らない。9分には両チームが立て続けにゴール前まで迫るが、最後の一押しを欠きスコアは動かない。12分、天理#21 山本がスピードに乗ってサークル内をえぐり、ファーに流したボールに#17 谷が合わせにいくも、わずかに枠を捉えられず。ここで2Qが終了。
3Q開始3分、駿河台がPCを獲得。アゲインが2度続くが、天理DFが集中した守りで凌ぐ。続く4分、今度は天理がPCを獲得し、こちらもアゲイン2回。最後は天理#11佐々木がスイープでGKの足元を抜ける見事なシュートを決め、待望の先制点。天理が1-0とリードを奪い、3Qを終える。
4Q開始早々、天理は積極的にサークル内へ持ち込み、追加点を狙う。4分には#11佐々木がカウンターからGKと1対1になるが、惜しくも決め切れず。6分、ゴール前の混戦で一度は駿河台GK#1 斎藤に阻まれるも、#3山口が粘り強く押し込み2点目。7分にも天理がPCを獲得するが、駿河台GK#1齋藤の好セーブに阻まれる。終盤、駿河台も反撃を見せ、ヒットでゴールを狙う場面を作るが、得点には至らず。試合はそのまま終了し、天理が2-0で勝利を収めた。