スタッツ

戦評

曇天の中、立命館のボールから試合がスタートした。1Qは、やや立命館優勢で試合が進む。2分、立命館がPCを獲得するも、明治がリファーラル権を行使し、認められたため、明治大学ボールから試合が再開された。3分、立命#樋口が11グリーンカードで退場し、一時数的劣勢になるも、攻勢を緩めない。5分、立命館#13山中が強烈なヒットを放つも、明治#1が宮西が得点を許さない。その後、立命館は5分、6分、8分、と立て続けにPCを獲得するも、キーパーや#6児玉の守備に阻まれ、得点にはならなかった。9分、味方陣地のリスタから明治がPCを獲得するも、立命館キーパーが二度の好セーブを見せる。12分にスクープから、13分に#10西田の打ち込みからチャンスを作るも、キーパーが好セーブを見せた。14分、立命館大学は、スクープからPCを獲得しリファーラル権を行使。成功したため、ペナルティーストロークを獲得した。#6がキーパー右足下を狙う渾身のプッシュシュートを放つも、明治キーパー#1宮西がスティックで弾く、会場がどよめく好セーブを見せた。2Q、17分立命館がPCを獲得するも、キーパーに阻まれる。全体的に空中戦となることが多く、明治は#17のスクープでボールを運び、立命館は積極的にサークル内へのスクープを試みた。24分、立命館一歩抜け出した17がエンドを抉って中の６にパスするも、タッチシュートがわずかに外れ、得点にはならなかった。一方明治は#19徳岡のスクープからチャンスを作る。その後も自らドリブルで切り込み、残り1秒でPCを獲得。これに対し立命館がリファーラル権を行使し、失敗。明治のプッシュシュートも枠外となり、両者無得点のまま前半を折り返す。3Q開始直後、明治がスクープからPCを獲得するも、得点とはならなかった。35分、立命館#1の切り込みからPCを獲得。キーパーが好セーブを見せるも、二度目で立命館#9重山が均衡を破るプッシュシュートで得点した。その後、明治はオールコートでプレスをかける。チャンス増やした。44分明治#5鈴木の打ち込みから#28安部のシュートは惜しくも外れる。4Qは互いに譲らないまま一進一退の攻防が続く。59分、立命館大学がペナルティーストロークを獲得。明治大学はリファーラル権を行使したが、認められず、そのまま再開となった。立命館二度目のPSも、明治#1キーパーが好セーブを見せた。終了30秒前、速攻から明治#5鈴木にパスが渡り、タッチシュートを試みるも、わずかに枠を外れ、得点とはならずそのまま立命館が1点リードで勝利した。明治は敗退したものの、相手の速攻は明治キャプテン#8高橋がしっかり止め、チャンスの目を摘む好守備を何度も見せ、#1宮西の好セーブが光った試合であった。