大会名 | 第73回男子・第46回女子全日本学生ホッケー選手権大会 |
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種別 | 男子 決勝戦 |
試合番号 | M24 |
開始時刻 | 2024年11月4日 15時00分 |
公式試合記録 |
立命館大学 (前回優勝) |
4 | 1 | 1Q | 0 | 5 | 天理大学 (前回準優勝) |
1 | 2Q | 1 | ||||
0 | 3Q | 2 | ||||
2 | 4Q | 2 |
8´ FG 貴島 祐太 20´ PS 佐々木 拓人 46´ FG 樋口 雄翔 49´ PC 藤原 光輝 |
得 点 |
29´ PC 石川 創 31´ FG 村上 一瑳 44´ PC 小林 一成 59´ FG 田中 翼 60+´ PC 石川 創 |
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60´ 川原 大和 |
カード |
12´ 川上 慎 |
先発 | GK | 背番号 | 選手名 |
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X | 1 | 佐々木 拓人 (C) | |
X | GK | 2 | 山口 和希 |
24 | 3 | 髙木 勇豪 | |
X | 4 | 加藤 颯大 | |
X | 5 | 小林 青空 | |
X | 6 | 福田 凌大 | |
6 | 7 | 古関 健人 | |
X | 8 | 藤原 光輝 | |
X | 9 | 重山 大雅 | |
7 | 10 | 松谷 和樹 | |
X | 11 | 川原 大和 | |
6 | 13 | 山中 楽生 | |
6 | 14 | 室谷 伍慧 | |
15 | 杉政 匠 | ||
7 | 16 | 貴島 祐太 | |
12 | 17 | 木村 泰史 | |
X | 18 | 木村 真琉 | |
X | 19 | 佐々木 翔吾 | |
7 | 22 | 西村 洸希 | |
6 | 23 | 樋口 雄翔 | |
X | 25 | 西田 耕陽 | |
16 | GK | 27 | 馬場 風和 |
監督 松村 誠 |
先発 | GK | 背番号 | 選手名 |
---|---|---|---|
X | 2 | 石川 創 (C) | |
X | 3 | 渡部 純 | |
X | 4 | 伊藤 瞭汰 | |
4 | 5 | 森山 哲成 | |
X | 6 | 中嶋 丈大 | |
X | 7 | 山堀 裕陽 | |
X | 8 | 渡辺 奎太 | |
X | 9 | 松崎 唯斗 | |
3 | 10 | 川上 慎 | |
X | 11 | 田中 翼 | |
X | 12 | 村上 一瑳 | |
3 | 13 | 丸山 奏 | |
4 | 14 | 中井 壮汰 | |
3 | 15 | 小林 一成 | |
X | 16 | 原 駿 | |
17 | 大久保 碧都 | ||
16 | GK | 18 | 黒田 紀彰 |
20 | 五勝出 知宜 | ||
3 | 24 | 奥野 元希 | |
25 | 富田 琉都 | ||
28 | 松崎 航也 | ||
X | GK | 33 | 松下 智哉 |
監督 穴井 善博 |
会場 | 大井ホッケー競技場メインピッチ |
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天候 | 晴れ |
アンパイア | 加藤 拓馬、阿部 勇希 |
リザーブアンパイア | 武田 祥太 |
テクニカルデリゲート(TD) | 西澤 英一郎 |
テクニカルオフィサー(TO) | 斎藤 晃央 |
スコアリングジャッジ | 根本 隼介 |
タイミングジャッジ | 阪口 瑛都 |
大歓声に包まれた大井ホッケー場メインピッチで、第73回男子全日本学生ホッケー選手権大会、決勝戦を迎えた。
第1Q、立命館大学のセンターパスにより試合は開始された。優勝常連校同士の戦いは、序盤から互いに譲らず時間が進む。試合が動いたのは、8分サークル内に立命館がロングパスで侵入、天理大学が取りこぼしたボールを立命館大学#16貴島が押し込み先制点を得る。そんな中、天理大学は12分#10川上にグリーンカードが提示され、人数不利に。そのまま立命館大学がリードをキープしたまま1-0で第1Qを終える。
第2Q、開始5分で立命館大学はペナルティコーナーを獲得。ゴールライン間近で天理大学の4番騎がフットをとられ、ペナルティストロークが与えられる。主将#1佐々木が確実にこれをゴールキーパーの右上に突き刺し、勝ち越しの一点を挙げる。立命館大学が優勝に一歩近づいたかと思われたが、ここで食らいつくのが天理大学である。サークルに放ったスクープがそのままファールになり、ペナルティコーナーに。天理大学主将#2石川が相手ゴールキーパーの足の間をすり抜けるシュートを放ち待望の1点目を挙げる。前半は2-1で立命館大学がリードで折り返す。
第3Q、まず追いつきたい天理大学は、#7山堀のリバースパスを#12村上がニアに流し込み同点弾とする。同点のまま試合は拮抗。立命館大学がフリーでシュートを放つ場面が見られるも、枠から数センチずれ点には至らない。第3Q終盤、相手陣地で再びペナルティコーナーを獲得した天理大学が、シュートに持っていく。これがゴールポストに弾かれ、危機は免れたかと思われたが、こぼれ球を#15小林が浮かせ逆転に成功。3-2で、一転天理大学がリードしたまま最終第4Qを迎えることとなった。
第4Q、開始早々コートの主導権を握った立命館大学は#23樋口のフィールドゴールにより試合を振り出しに戻す。そのまま勢い付いた立命館大学はペナルティコーナーを獲得。これもまた、キーパーが弾いたボールを拾った#8藤原がしっかりと決め切り、立命館が勝ち越す。#11川原を起点に立命館がそのまま優位な状態で試合は進み、勝運は傾いたと感じたであろう。しかし、昨年の雪辱を晴らすべくこの試合を迎えた天理大学はクォーター残りわずかというところで、天理大学#6中嶋のリバースヒットに#11田中が鮮やかなタッチを決め、滑り込みで同点に追いつく。このまま試合が終わるかと思いきや、1分を切ったところで立命館大学#11川原にイエローカードが提示される。天理大学ボールからリスタートになった後、ボールはサークル内へ。そこから笛が吹かれ、決着はペナルティコーナーに託されることに。アゲインになり、時間表示は0に。サークルから出すのが先か、点を決めるのが先かという緊迫した残り0秒である。これを最後は#2石川が決め、5-4という大接戦を制し、天理大学の2年ぶりの優勝となった。