清水美並、Player of the matchに選出!「イメージ通りのシュートができた」/ワールドカップ

2018.07.25 16:10 | 日本代表

ホッケーワールドカップ(ロンドン)は7月24日(火)、グループリーグ第2戦が行われ、女子日本代表「さくらジャパン」(世界ランク12位)はニュージーランド代表(世界ランク4位)と対戦。
日本が2-1で勝利した。

華麗なリバースヒットで追加点!清水美並、Player of the matchに選出

48分、ニュージーランドのスクープをカットした瀬川真帆が鋭い縦パスを清水美並に送る。
清水美並は冷静にニュージーランドのゴールキーパーをかわし、リバースヒットでシュートを放った。

最も印象的なプレーをした選手に贈られるPlayer of the matchに清水美並が選出された。

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出典元:http://www.fih.ch/events/world-cup/world-cup-2018/hockey-world-cup-london-2018-w/

清水美並選手、「イメージ通りのシュートが打てた」

―2戦目でようやく結果が出て、2対1ですけれども、どうでしたか?日本の戦いは?
清水:前半から良い流れで自分たちのペースで進められたので、良かったと思います。
―研究通りでしたか?ミーティングとかの。
清水:そうですね、結構ミーティング通りに試合も運べて良い形でサークルインもできてて、シュートも何本も打ててたので良かったと思います。
―ご自身、良い時間帯で良い追加点になったじゃないですか。そこは狙っていたというか、どういう感じでしたか?
清水:少ないチャンスなのでしっかり自分のところに来たら結果を残して終わろうと思っていたので、シュート出来てよかったです。
―なかなか、決定力の場面で日本は言われてきたけれど、しっかりと決めたことについてどう思います?大事な試合で。
清水:自分がボールもらった時に、逆サイドに河村選手もいて、キーパーも多分迷って。フェイントかけて自分のイメージ通りのシュートができたので良かったと思います。
―こういう大舞台で(Player of the matchに選出されたこと)初めてですか?
清水:初めてです。信じられない気持ちともっと頑張らないといけないなという気持ちです。
―次はいよいよ3戦目。大事な試合になってくると思いますけど、いかがですか?
清水:ベルギーに勝つことで決勝リーグの可能性というのもあがるので、しっかり勝ち切って、自分たちの力で決勝トーナメント進めるように頑張りたいと思います。

オランダ仕込みのペナルティーコーナーで先制点!及川栞選手「本当に素直に嬉しかった」

及川:試合内容的に、競ってたし、ペナルティーコーナーからの得点って確率が高いので、味方が反則を取ってくれたチャンスはもうここで決めるしかないなと思って。もうとりあえず枠を捉えることを集中して打ちました。
―入った瞬間っていうのは?
及川:みんな切羽詰まってたりとか、すごくプレッシャーとかも感じてる中でのゲーム展開だったから、ちょっとはみんなに余裕を与えられたかなと思って。本当に素直にうれしかったです。
―このチームの勝ちもすごく大きかったんじゃないですか?
及川:はい、すごく大きいですね。もう本当にオーストラリア負けたことが…それでもしここで引き分けとか負けだったら、もう一個のゲーム(オーストラリア対ベルギー戦)次第でも変わってくるし、自分たちの力でやっぱファイナル進出、決勝リーグ進出を狙いたかったので、今日の試合は絶対勝つ。勝つしかなかったので、自分たちの道が。なので本当に良かったです。
―次の相手のベルギーもご覧になりましたけれど、試合見ていかがですか?
及川:相手の戦術的に、中を使って、ミッドフィルダーラインにキープレーヤーがいるので、その人に今日自分たちがニュージーランドのキープレーヤーを止められたように、相手のキープレーヤーがやりたいことをさせないようにしながら、そこからのカウンターを。今日の2点目みたいなカウンターをねらっていけたらいいかなっていう風なイメージは試合を観ていてできました。
―キープレーヤーというのは何番の?
及川:19番。(Barbara Nelen選手) ミッドフィルダーラインにいる。真ん中で結構ボールもってキープ力が高い選手なので、その人に仕事をさせないように、ミッドフィルダー、フォワードに頑張ってもらって。でそこから出てきたボールをディフェンスディフェンスがインターセプトからカウンターに繋げられるようなイメージかなって思います。

キャプテン内藤夏紀選手「とにかく勝ててよかった」

―おめでとうございます!どうでした?
内藤:とにかく勝ててよかったなっていうそれだけです。
―次に活きる勝利になったと思うんですけど、次に向けてどうですか?この勝利。
内藤:そうですね。この勝ちに満足せずに、次も絶対勝ちに行くっていう強い気持ちで全員で戦い切りたいなと思います。
―キャプテンとしてもチームを見ているうえで、みんなも乗ってくるから、嬉しいんじゃないですか?この勝利は。
内藤:そうですね。みんな段々自信がついてきてる感じがプレーを見ていてもするので、自分もそうですけど。全員で頑張っていきたいなと思います。
―チームの長い遠征ありましたけれど、成長を感じますか?
内藤:実力が上がるってことはないと思うんで、自分のメンタルの部分だと思うんですけど、とにかくみんな思いっきりやってくれてるので、そこがうまいこといってくれてるのかなって思います。
この後、具体的にミーティングとかで話そうと思っていることあります?
内藤:うーん。さっきもみんなで円陣組んだ時に、話はあったんですけど。やっぱり今の状況で満足している子もいないと思うんですけど、もう一回気を引き締めてやっていけたらいいなと思います。

攻守とも大活躍。瀬川真帆選手「楽しみつつ、結果にこだわりたい。」

―どうですか?2対1。
瀬川:オーストラリア戦で悔しい思いをしたので、しっかりその借りを返せた。
―オーストラリア戦、負けてみんなモヤモヤとかありました?感じました?
瀬川:そうですね。後半からは良い試合ができてたので、その分、すごい悔しい思いはあったと思います。
―それを前半からぶつけたように見えたんですけど、日本のプラン通りにできたんですか?
瀬川:そうですね。今日はしっかり。中二日空いて、しっかりミーティングしていたことが初っ端からしっかり出せたかな。
―次に向けてどうですか?
瀬川:勝つしかないと思うんで。今からしっかり切り替えて。嬉しい思いはあるんですけど、勝ち点3も取れるように頑張りたいと思います。自分としても初めてのワールドカップなので、緊張もあるんですけど、その分しっかり楽しみたいなっていうのもあるし、結果にこだわってやりたいなと思います。

次戦

グループリーグ最終戦はベルギー戦。試合は7月29日(日)午前2時(日本時間)より行われる。
勝てばグループ1位で決勝トーナメント進出、負ければグループリーグ敗退の可能性がある。

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