2018.08.31 16:32 | 日本代表
男子日本代表「サムライジャパン」(世界ランク16位)がアジア大会準決勝でパキスタン(13位)に1-0で勝利し、決勝戦進出を決めた。
「サムライジャパン」は2020年東京オリンピック出場資格を持っているが、その他の国々はオリンピック出場がかかっているだけにアジア大会への意気込みは相当だ。
パキスタン戦も非常に激しい戦いになった。
男子日本代表「サムライジャパン」はアジア大会60年の歴史の中で、決勝戦進出は初めて。
パキスタンはこれまでのアジア大会で最も優勝回数が多く、8回の優勝を飾る強豪国。
歴史的勝利を経て決勝戦に進出したことは勿論、強豪国パキスタンからの勝利は今後の「サムライジャパン」のプレーに期待が高まる。
第2Q、18分ペナルティーコーナーを獲得。
パッサーは山﨑晃嗣選手。山田翔太選手がフリックでシュートがゴールに突き刺さった。
後半、パキスタンの激しい攻撃に日本はボールを繋げられない時間が続く。
GK高野雄介のファインセーブもあり、パキスタンの得点を許さずゴールを守り切った。
山田翔太選手のゴールが決勝点となり、1-0で日本が勝利を勝ち取った。
「サムライジャパン」の決勝戦進出に貢献した山田翔太選手は喜びをコメント。
イメージ通りのゴールではなかったとしながらも、「正直、うれしいとしかいえない」と話した。
引用:スポニチ|ニュース "快挙!ホッケー男子初の決勝 「パスが弱い」と監督に怒鳴られて2年でチームが生まれ変わった"
山下学キャプテンも喜びをあらわにした。「うれしいの一言。一丸となれるチームで、成長できている。きつい練習をしてきた成果」
韓国戦でハットトリックを決めた村田和麻選手も決勝戦に向けて意気込み十分だ。
「ここまで来たら金メダルを狙う。ずっと1年間、この大会を目指してきて自信はあった」
引用:SANSPO|ニュース "ホッケー日本男子、初の決勝進出/アジア大会"
試合直後、男子日本代表「サムライジャパン」のシギ・アイクマン監督は自身のInstagramに試合の感想を綴った。
キャプション訳:YES YES YES 今日、「サムライジャパン」は歴史的勝利を飾り、決勝戦に進出。
私たちが今この場にいられるように助けてくれた全ての選手やスタッフ、サポートスタッフに感謝する。
私たちはまだ終わっておらず、あと1試合、非常に強いマレーシアと決勝戦で戦う。マレーシアと日本で決勝戦が行われるなんて誰が言うことができただろうか?私は幸せだし誇りに思うが満足はしていない。上手くいけば土曜日には満足するでしょう。
決勝戦は9月1日(土)に行われ、相手はマレーシア(世界ランク12位)。
マレーシアは準決勝戦でインドと競り合い、激闘のSO戦の上、決勝戦進出を果たした。
強豪国であることは間違いないが、初のアジア大会優勝を飾ってほしい。