2018.09.13 12:30 | 日本代表
女子日本代表「さくらジャパン」(世界ランキング14位)は9月12日(水)、SOMPO CUP女子ホッケー4ヶ国いばらき国際大会の初戦にオーストラリア(3位)と対戦。
0-2で敗戦した。(0-1/0-0/0-1/0-0)
大阪府茨木市の立命館OICフィールドで行われているいばらき4ヶ国大会。2020年東京オリンピックでメダル獲得を目指す「さくらジャパン」にとって、オーストラリア(3位)、韓国(10位)、アメリカ(12位)の格上のチームと戦うことができる貴重な機会だ。
また、大学生の若手の3選手が「さくらジャパン」に初招集された。選手の底上げや新戦力の発掘の狙いもある。
アジア大会優勝を勝ち取った「さくらジャパン」の強さを日本のホッケーファンに見せるとともに、選手たちは戦力アピールのチャンスとなる。
「さくらジャパン」はGKを含む18人全員が試合に出場。
今回「さくらジャパン」初選出の山梨学院大学の尾本桜子選手(20)は先発で出場。
最年少選手で山梨学院大学2年生の鈴木美結選手(19)と天理大学の坪内萌花選手(21)は途中出場で代表デビューを果たした。
試合は0-2で世界ランキング3位のオーストラリアの固い守備を最後まで崩すことができなかった。
オーストラリア代表も日本と同様、2020年東京オリンピックを見据え、若手選手を起用し大会に臨んだ。
パジェット・ヘイリー選手(25)は代表デビュー戦でゴールを決め、存在感をアピールした。
オーストラリアのニュースサイト『ten daily』はパジェット・ヘイリー選手の活躍とオーストラリアの勝利を伝えた。
また、オーストラリア代表のポール・ゴードウィン監督は日本との初戦を振り返り、タフな試合だったとコメント。
「非常にイーブンな試合だっと思う。両チーム沢山チャンスがあった。おそらく、私たちは日本よりチャンスをものにすることができた」
「とてもタフな試合だったと思う。自分たちの試合展開とボールを所持し、攻撃的ゲームができている場面には満足しているが、ボールを所持していない時間帯をもっと良くしていく必要がある」
引用:ten daily|"Hockeyroos Kick Off Four Nations Campaign With Win Over Japan"
今大会でキャプテンとして「さくらジャパン」のチームをまとめていく清水美並選手は決定力不足を反省点に挙げつつも、次戦に向け前を向いた。
「ミスも目立ち、修正できなかった。決定力の問題。成功した部分もある。そこは継続していきたい」
引用:SANSPO|ニュース"ホッケー日本女子は決定力欠く…清水「ミスも目立ち、修正できなかった」"
日本ホッケー協会が公開した日本とオーストラリアの試合のハイライト動画。
いばらき4ヶ国大会は大会公式サイト(外部サイト)から試合のLIVE中継を観ることができる。
第2戦は9月13日(木)18時30分より、アメリカ(世界ランキング12位)と対戦する。
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