全日本大学ホッケー大会優勝を飾った女子慶應義塾大学。インカレの目標は「四強に得点」

2018.09.13 18:07 | 大学生

10月31日(水)から行われる大学ホッケー日本一を決める全日本学生選手権(インカレ)の出場権をかけ、9月7日(金)から3日間、全日本大学ホッケー大会が行われた。

全日本大学ホッケー大会は、インカレ出場資格を持っていない関東学生春季リーグの上位3チームと関西学生春季リーグの上位3チームの計6チームが出場し、インカレ出場枠の3枠を争う。
言わば、敗者復活戦のような大会といえる。

慶應義塾大学は、関東学生春季リーグで5位以内に入れば自動的にインカレに出場することができたが、5位決定戦で立教大学に0-1で敗北して6位となり、本大会での出場権争いに回ることとなった。

本大会で優勝を飾りインカレ出場権を手にした慶應義塾大学の三宅美紅主将に、優勝の感想やインカレへの意気込みを聞いた。

三宅主将「スタートラインに立てて良かった」

慶應義塾大学は1回戦はシードで免除。

準決勝戦の学習院大学とは0-0の引き分け、SO戦で1-0で勝利。決勝戦は同志社大学に2-0で勝利した。

--優勝、そしてインカレ出場おめでとうございます。率直な感想を聞かせてください。

三宅:全日本大学大会の目標であった優勝を達成できて良かったです。また、インカレ出場も決めることができ、スタートラインに立てて良かったです。

--一番苦しい試合になったのは準決勝戦の学習院戦かと思いますが、勝ち切った勝因は何だったと思いますか?

三宅:最後のGKの杉山のナイスセーブです。学習院戦は彼女に救われました。

学習院大学との準決勝戦に臨む慶應義塾大学。46人の部員の力を結集し戦う。

--決勝戦の感想をお願い致します。また、準決勝戦後や決勝戦の前はチームでどのような話をしたか教えてください。

三宅:決勝戦は、自分たちが練習して来たことができた試合でした。試合前は相手を分析し、自分たちの戦い方を明確にして決勝戦に臨みました。

目標は四強に得点すること

大学女子チームの強豪校、立命館大学、天理大学、山梨学院大学、東海学院大学は「四強」と言われている。

全国大会のベスト4の常連校であり、他校はなかなかこの四強を崩すことができない。

慶應義塾大学はチームの強みを武器に、四強から得点を取ることを目標に挙げ、インカレへの意気込みを語った。

--慶應義塾大学の今年のチームの強さは何だと思いますか?インカレでの目標を教えて下さい。

三宅:1試合通して走りきれることです。人数が多く交代も沢山いるので、コートに立つ選手は、100%出し切ります。

四強に得点することが目標です。

インカレは10月31日に開幕

全日本大学大会が終了し、男子24校、女子16校の全日本学生ホッケー選手権(インカレ)出場校が決定。

試合の組み合わせは抽選で行われる。

FWからGKまで46人の部員の力を集結してインカレ出場を勝ち取った慶應義塾大学。

全日本の舞台で思い切りプレーしてほしい。

■全日本学生選手権(インカレ)の大会ページはこちら