2018.10.30 11:47 | 日本代表
オマーンのマスカットで行われた第5回アジアチャンピオンズトロフィーが終了。
男子日本代表サムライジャパン(世界ランキング16位)は6か国中、4位で大会を終えた。
リーグ戦を4位で通過した男子日本代表サムライジャパンは続く順位決定予選でリーグ戦1位のインド(世界ランキング5位)と対戦。
今大会のリーグ戦では0-9と惨敗だったが、この試合では2-3と差を縮めた。(0-0/1-1/0-1/1-1)
19分、インドに先制されるも22分にペナルティコーナーを奪う。
山田翔太選手(岐阜朝日クラブ)のフリックシュートを和久利裕貴選手(福井クラブ)がタッチシュートでゴールし、1-1に追いつく。
激しいインドの攻撃に耐えるが、45分にはペナルティコーナーで、55分にはフィールドゴールで失点を重ねてしまい1-3。
日本も必死に攻撃し、56分、膳棚大剛選手(天理大学ベアーズ)がフリックシュートを決め、2-3に追いつく。
追加点を決めたい日本だったが、そのまま試合は終了し、2-3で敗北。
日本はマレーシアとの3位決定戦に回った。
サムライジャパンは8月のアジア大会で強豪パキスタンやマレーシアを破り優勝を飾るもインドには苦戦し、0-8で敗北。
今大会の予選リーグでも0-9の大差で負けていた。
試合後、シギ・アイクマン監督はこれまでのインド戦と比較して話した。
「負けてしまったことは悲しいけれど、パフォーマンスには満足している」
「インドにはここ最近の2試合で大差で負かされていた。この試合では同じことを繰り返さないと私たちは心に決めていた」
3位決定戦はマレーシア(世界ランキング12位)との対戦。
一進一退の攻防で2-2と決着がつかず、シュートアウト(SO)戦に持ち込まれ、2-3で敗北。日本は4位で終了した。(0-0/1-1/0-0/1-1/SO2-3)
先制は日本。18分に北里謙治選手(ALDER飯能)が豪快なヒットシュートでゴール。
しかし、その直後マレーシアにペナルティコーナーを奪われ、1-1で前半を折り返す。
1-1のまま最終Qを迎える。46分、マレーシアがフィールドゴールで得点を決めるが、日本も48分和久利裕貴選手(福井クラブ)がスイープでゴールを決め2-2に追いつく。
試合はシュートアウト戦となり、サムライジャパンの守護神、吉川貴史選手(岐阜朝日クラブ)が好セーブを見せるも2-3で敗北となった。
マレーシア戦後、シギ・アイクマン監督は多くのチャンスを逃してしまったことを敗因としながらも、ついていなかったとコメントした。
「今日はついていなかった。することすべてが上手くいかない時があるが、今日はその日だった」
引用:AsianHockeyFederation|NEWS "MALAYSIA SECURE BRONZE MEDAL AT THE ASIAN CHAMPIONS TROPHY 2018"
長年のライバル関係とされるインドとパキスタンの決勝戦は豪雨のため中止に。両国ともチャンピオンとなった。