【田中健太のゴールで劇的勝利】サムライジャパン、アメリカを下し銅メダル獲得/男子FIH・シリーズ・ファイナル in インド

2019.06.17 | 日本代表

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男子日本代表サムライジャパン(世界ランキング18位)は15日(土)、FIHシリーズファイナル・インド大会の3位決定戦でアメリカ代表(25位)と対戦。4-2で勝利し、大会を3位で終えた。(1-1/1-0/0-0/2-1)

田中健太が終了間際に2ゴール

プール予選で引き分けとなったアメリカと3位決定戦で再び対戦したサムライジャパン。

前回同様、先制したのはアメリカ。

開始10分、ペナルティーコーナーを獲得したアメリカはKAEPPELER Aki がドラッグフリックをゴール右中段に突き刺し、1-0とリードを奪う。

失点直後の11分、日本も負けじとペナルティーコーナーを獲得し、霧下義貴のパスを村田和麻が得意の角度でタッチシュートを決めて1点を返し、1-1で第1クオーターを終える。(このゴールを決めた村田はライブ中継の実況・解説から「ヨーロッパ(のクラブ)でプレーできる選手」と評価されていた)

第2クオーターは田中健太がリバースヒットシュートを放ち、GKが弾いたボールに詰めていた渡辺晃大がペナルティーストロークを獲得する。

このペナルティーストロークは膳棚大剛がゴールの枠を外してしまい、チャンスを逃す。

ミスを挽回すべく攻め込む日本は村田が相手のバックスティックの反則を誘い、再びペナルティーストロークを得る。

これを霧下が決め、2-1と日本がリードして前半を終える。

第3クオーター、ペナルティーコーナーのリバウンドで落合大将が、フィールドゴールのチャンスで田中(健)が、それぞれビッグチャンスを迎えるがモノにできない。

第4クオーターに入り、両チーム得点がなくこのまま試合が終了するかに思われたが、試合終了まで残り約1分半になったところでアメリカはGKを下げ、11人のフィールドプレイヤーでパワープレーに出る。

数的優位を活かしたアメリカはすぐさまペナルティーコーナーを獲得し、これを再びKAEPPELER Akiが決めて土壇場で同点に追いつく。

嫌な空気が漂う中、状況を打破したの田中(健)。

試合終了まで残り約40秒、星卓がサークルトップのフリーヒットから出したパスを田中(健)がセカンドポストで待ち構え、リバースタッチシュートでゴール。

さらに残り5秒、山田翔太のスクープパスを受けた田中(健)が相手DFと競り合いながらもダイビングリバーススイープで押し込み、ダメ押しゴール。

3位決定戦は劇的なゴールショーで幕を閉じ、4-2で勝利した日本が銅メダルを獲得した。

(1-1/1-0/0-0/2-1)

得点者
10分 PC #14 KAEPPELER Aki     
11分 PC #7  村田和麻 (小矢部 RED OX)
25分 PS #32 霧下義貴 (天理大学)
59分 PC #14 KAEPPELER Aki
60分 FG #9  田中健太 (HGC HC)
60分 FG #9  田中健太 (HGC HC)

(大橋雅貴が投稿した銅メダルの写真↓)

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優勝国はインド

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決勝カードはインド対南アフリカ。

地元開催の熱狂的な声援を受けたインドが5-1で勝利し、優勝。準優勝となった南アフリカとともにオリンピック最終予選へのチケットを手に入れた。

オリンピックに向けて

今大会の出場国8か国のうち、日本の世界ランキングはインド、南アフリカに次ぐ上から3番目であり、最終的に3位となったことは一般的に見れば順当な結果と言えるかもしれない。

しかし、大会前にアイクマンヘッドコーチや山下学主将のコメントがあったようにサムライが目指していたのは優勝であり、少なくとも予選リーグでのアメリカ戦の引き分けは誤算だったはずだ。

他方、予選プールでの対戦ではあったが、準優勝した南アフリカとの直接対決を制したことは収穫と言っていいだろう。

国際大会は内容うんぬんよりも結果がすべてという意見もあるが、大会を終えたいま、あらためて内容を振り返り、ペナルティーコーナーの決定率向上も含めたシュート本数に対するゴール数の割合増加、個と組織の守備力向上、審判との関係構築などの改善に期待したい。

オリンピックまで時間は待ってくれない。