初戦は8月10日、名古屋大学 VS 東京大学。主将に意気込みをインタビュー/七大戦

2019.08.03 10:10 | 大学生

第58回全国七大学総合体育大会(ホッケー競技)が8月10日(土)より行われる。 七大戦や七帝戦と呼ばれる今大会は1935年に第1回大会が行われた伝統的な大会。 北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の7つの国立大学が合同で開催している体育大会で、今年は31競技男女別43種目行われる。 男子のホッケーは今年から正式種目として採用され、北海道大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学に新潟大学の6校で争う。 今年の試合会場は東京で東京大学駒場第二グラウンドと駒沢オリンピック公園総合運動場第一球技場。 長い伝統を誇る七大戦の開幕に向け、各大学のキャプテンに大会への意気込みと目指すプレースタイルを聞いた。

前回大会優勝 大阪大学 藤丸航志

「先輩方が引退して初の公式戦である今回の七帝戦へ向けて、 私達は、個ではなく、チームとしてどう動くべきかを考えながら日々練習してきました。前線からのプレスでボールを確実にカットし、パスを繋いで素早く攻め上がる攻防一体の組織的なホッケーを実現することで、昨年に続く2連覇を目指して頑張ります」
連覇を目指す大阪大学

連覇を目指す大阪大学

前回大会準優勝 東京大学 中村亘希

「昨年は個々の能力が高い先輩方を擁しながらも準優勝という悔しい結果に終わりました。今年も3年生以下という若いチームで臨みますが、春リーグで1部の強豪と戦った経験を生かし、泥臭くでもゴールを狙って勝利をおさめます。そして去年達成できなかった優勝を達成し、七大戦王座を奪還します」
1部の強豪と戦った経験を生かして七大戦に挑む東京大学。写真は関東学生春季リーグ。撮影/金子周平

1部の強豪と戦った経験を生かして七大戦に挑む東京大学。写真は関東学生春季リーグ。撮影/金子周平

北海道大学 竹歳昂一郎

「今年度から陸上ホッケーが七大戦の公式種目となり、主催校である東京大学をはじめ多くの方々の支援があり今年も七大戦に参加できること感謝申し上げます。さて、今年の北海道大学の目標は七大戦優勝です。昨年は5回戦中1勝2負2分で、3位という結果でした。今年はパスワークでの得点力向上を重点的に練習をしてきたので試合でしっかり結果を残せるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」
得点力向上を重点的に練習してきた北海道大学。

得点力向上を重点的に練習してきた北海道大学。

新潟大学 水見倫

「去年の7大戦では4位という結果でした。 試合の内容も、パスホッケーを目指していたのですが、実際の試合ではパスホッケーができず、悔いが残る大会となってしまいました。そこから、約一年間かけて現3年生を中心に基礎から練習をし直して、力をつけてきました。今年は、去年インカレを経験したメンバーもいて、練習も厳しく行ってきたので大会当日はパスホッケーをみなさんに、見せることができると思います。 現3年生は、7大が今年で最後になると思うので、悔いが残らないようにしたいと思います。 今年は練習してきたパスホッケーで優勝を狙いにいくので、みなさん応援よろしくお願いします」
3年生は七大戦が最後の大会になる新潟大学。厳しい練習の成果を見せたい。

3年生は七大戦が最後の大会になる新潟大学。厳しい練習の成果を見せたい。

名古屋大学 加藤慈温

「名古屋大学は昨年、七大戦での初勝利を収め、万年最下位から抜け出すことができました。しかし、今年は昨年の結果におごることなく、より高い場所を目指していきたいと考えております。主力であった4年生の多くが抜けてしまい、全体的な戦力ダウンは否めませんが、力強く粘って出来るだけ多くの勝ち星を掴みたいと思います」
名古屋大学、粘り強く戦うプレースタイルを見せられるか。

名古屋大学、粘り強く戦うプレースタイルを見せられるか。

京都大学 工藤大輔

「昨年は一度も勝利を掴み取ることができず、最下位という不名誉な結果に終わってしまいました。そこで一度原点に立ち返って、丁寧なプレーを徹底することで自分たちのペースで試合運びをし、確実に勝利をものにして優勝を勝ち取ります」
昨年のリベンジに燃える京都大学

昨年のリベンジに燃える京都大学

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