2019.10.21 19:30 | 日本代表
U21男子ホッケー日本代表は19日、第9回スルタンジョホールカップ(マレーシア・ジョホールバル)の3位決定戦でマレーシア代表と対戦し、2-3で敗れ、今大会4位となった。(0-1/1-1/0-1/1-0)
日本の得点者:
23分 PC田村陸(山梨学院大学)
57分 PC田村圭吾(山梨学院大学)
▼得点を喜び合う日本
▼ペアDFをする竹林浩斗(左・天理大学)と渡辺恵大 (福井工業大学)
▼チームを統率した主将・沖原爽一郎(立命館大学)
▼ボールを奪いに行く高橋洋介(山梨学院大学)
<日本の試合結果>
■プール戦
10月12日 日本1-2オーストラリア
10月13日 日本1-2イギリス
10月15日 日本4-3インド
10月16日 日本4-2ニュージーランド
10月18日 日本2-3マレーシア
■3位決定戦
10月19日 日本2-3マレーシア
<大会順位>(カッコ内はシニア代表の世界ランキング)
優勝 イギリス(7)*
2位 インド(5)
3位 マレーシア(11)
4位 日本(15)
5位 オーストラリア(1)
6位 ニュージーランド(9)
*イギリスはイングランドの順位を表記
なお、今大会3得点をあげた日本のFW、河邉皓星(かわべこうせい・山梨学院大学)が大会MVPに選ばれた。
▼河邉のインスタグラムより
ベストGKはイギリスのPAYNE Oliverが選出され、大会5得点をあげたインドのLAKRA Shilanandが得点王に輝いた。
日本は今大会4位に終わったが、プール戦では大会準優勝したインドに4-3で勝利し、負けた試合もすべて1点差の接戦。また、河邉がMVPに選出されるなど、収穫が多い大会だったと言えるだろう。
今回の結果に満足することなく、東京オリンピックに向けてU21世代の選手たちがシニア代表を脅かしていく存在に成長していくことが、日本全体のレベルアップにつながるはずだ。
選手たちは休む間もなく、23日から開幕するインカレに挑む。開催地は東京オリンピックの会場となる大井ホッケー競技場だ。世界の舞台を経験した選手たちがどのようなプレーを魅せてくれるか、注目したい。
(文・藤本一平)