2019.10.23 16:15 | HJL
国内最高峰のホッケーリーグ「高円宮牌2019ホッケー日本リーグ」の男子ファイナルステージ・H1(1部)決勝戦が20日に行われ、天理大学ベアーズが岐阜朝日クラブBLUE DEVILSを下して、3年ぶり3回目の優勝を果たした。
東京オリンピックの会場となる大井ホッケー競技場のメインピッチ(東京都・品川区)で繰り広げられたH1決勝戦の様子を写真とともに振り返る。
レギュラーステージ3位の天理大学が同1位の岐阜朝日クラブに挑む形となった決勝戦。スタジアムの照明が灯る中、17時20分に試合開始。
岐阜朝日は開始3分、得意のセットプレー(フリーヒット)のチャンスを作ると山田翔太のパスを堀江幸聖がタッチシュート。息の合ったパスプレーでゴールが決まり、岐阜朝日が先制する。
その後は天理大学が攻め込む時間帯が続くが、ベテランと若手が融合した岐阜朝日の固い守備陣を崩すことができない時間が続く。
状況を打開するため、天理大学は6人以上の選手を同時に交代させるなど、フレッシュな選手をピッチに送り込む。岐阜から東京に当日移動してきた岐阜朝日に疲れが見えはじめた第2クオーター終了直前の30分。センターライン中央付近でパスを受けた天理大学の永吉拳が一気に加速。ドリブルで持ち上がり、サークルインしたと同時に右足プッシュでシュート。これが決まり、1対1の同点に追いついて前半を折り返す。
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