【写真掲載】表示灯フラーテルがSOで福井クラブを下し、H1昇格を決める/高円宮牌ホッケー日本リーグ

2019.10.23 16:16 | HJL

SO戦では、福井クラブのGKは試合に出ていた関澤博之が、表示灯はSOが得意な千原健史が起用された。

先行の福井クラブが2点(近藤、三谷)、表示灯が3点(小川、佐々木PS、吉原)で迎えた福井の4人目、冨山。これを千原がセーブ。

この瞬間に表示灯のH2優勝、そして、H1への自動昇格が決まった。

落ち着いてゴールを決めた小川 写真/中村雄紀夫
得意のSOで勝利に貢献した千原 写真/中村雄紀夫

試合終了まで残り8分で2点ビハインドの状況から追いついた表示灯。日頃の練習量や、余裕を持った金曜日の移動など、活動環境の良さが試合終盤の粘りにつながったのだろう。対する福井クラブは過酷な移動スケジュールが影響した部分があったかもしれないが、そのような状況の中でもハイレベルなプレーを見せ、両者の熱戦は会場の観客たちを大いに沸かせた。

勝利を祝う表示灯 写真/中村雄紀夫

試合後の優勝インタビューで表示灯・姜建旭監督は「(最後のPCを決めた松本に対して)今シーズンはGKの右手下側へのシュートを練習するように指導していた。その成果が出ました。優勝できてうれしいです。会社の方も多く応援に来てくれた。本当にありがとうございました」と自動昇格を手にした喜びを語った。

(文・藤本一平)

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