【ホッケー】2020東京オリンピック出場権をかけた最後の戦い、最終予選がまもなく開催

2019.10.24 21:57 | 海外

女子の組み合わせ

女子の組み合わせは下記の通り。
(カッコ内は世界ランキング。2試合とも世界ランキング上位チームのホーム開催となる)

日付 ホーム アウェイ 開催地
10/25,26 オーストラリア(2) ロシア(19) パース
10/25,26 中国(10) ベルギー(12) 常州市
10/25,26 スペイン(7) 韓国(11) バレンシア
11/1,2 インド(9) アメリカ(13) ブバネーシュワル
11/2,3 ドイツ(4) イタリア(17) メンヒェングラートバッハ
11/2,3 イギリス(5)* チリ(18) ロンドン
11/2,3 アイルランド(8) カナダ(15) ダブリン

*イギリスはイングランドの世界ランキングを表記
(スマートフォンは表を右側にスライドすると開催地を確認できる)

女子の展望

10月に行われる対戦カードについて、まず、オーストラリア対ロシアは力の差が大きい。このカードは波乱なく、オーストラリアが順当に勝ち抜いてくるだろう。

中国対ベルギーは世界ランキングの差はわずか2で僅差の戦いが予想される。2019年FIHプロリーグでの直接対決では4-1、3-3(SO 5-4)でベルギーが2勝をあげている。ベルギーは過去1度(2012年ロンドン)しかオリンピック出場経験がないが、近年急速に力をつけてきている国の一つ。過去5大会連続でオリンピックに出場し、シドニー5位、アテネ4位、北京銀メダル、リオ9位とトップ10に入り続けてきた中国にとっても容易な相手ではない。どちらが勝ってもおかしくない、食うか食われるかの熱戦となりそうだ。

▼ベルギー代表の主軸、ジル・ブーン

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スペイン対韓国も激戦必至の組み合わせ。前回の直接対決は2016年リオデジャネイロオリンピックまで遡るが、3-2でスペインが辛勝している。1988年のソウルオリンピック以降、8大会連続でオリンピックに出場している韓国。その連続記録を延ばすことができるか、注目が集まる。

(文・藤本一平)

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