【ホッケー】ソニーHC 永井祐司監督がミズノ メントール賞受賞「大変光栄」

2020.03.10 10:00 | 社会人

5日(木)、グランドプリンスホテル高輪(東京都港区)にて特に秀でたスポーツ指導者等を顕彰するミズノ スポーツメントール賞の選考委員会が開催され、ソニーHC BRAVIA Ladiesの永井祐司監督の受賞が決定した。

永井祐司監督(出典元:https://hjl-hockey.tv/)

この賞は「我が国の競技スポーツおよび地域スポーツにおいて選手の強化・育成ならびに地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰するとともに、優秀な指導者の育成を目的」に、公益財団法人ミズノスポーツ振興財団が公益財団法人日本スポーツ協会、公益財団法人日本オリンピック委員会と共催で1990年度から制定している賞で、2019年度は30回の節目の年。

表彰式は4月21日(火)にグランドプリンスホテル新高輪で行なわれる。

永井監督の選考理由

受賞者決定の資料にて永井監督は下記のとおり紹介されている(一部、本人監修のもと訂正)。

永井 祐司(ながい ゆうじ)氏
56歳(1963.10.14生)
(日本ホッケー協会/ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社/ソニーHC BRAVIA Ladies 監督)

日本ホッケー界の歴史において、唯一男女日本代表チームの監督・コーチに就任した実績を持ち、ロンドンオリンピックではコーチとして、リオデジャネイロオリンピックでは監督として参加した。

リオデジャネイロオリンピック予選前に急遽監督に就任したが、8か月でチームを作り上げ4大会連続の出場権を獲得、アテネからリオデジャネイロまで4回のオリンピックには総数64名中、延べ28名(国内チーム最大選手数)をソニーから輩出した。

国内大会では指導者(監督・コーチ)として68回の全国制覇を誇る。

【指導(サポート)した主な選手】

内藤夏紀、永井友理、景山恵、清水美並、真野由佳梨、永井葉月、星希巳加、瀬川真帆2018年第18回アジア競技大会(ジャカルタ・パレンバン)1位
中川未由希、林なぎさ、中島史恵、浅野祥代、阪口真紀、永井友理、清水美並、真野由佳梨、永井葉月2016年第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)10位
千葉香織、山本由佳理、中川未由希、林なぎさ、村上藍、佐藤雅子、浅野祥代2012年第30回オリンピック競技大会(ロンドン)9位
三浦恵子、千葉香織、山本由佳理、中川未由希、木村千恵2008年第29回オリンピック競技大会(北京)10位
三浦恵子、千葉香織、山本由佳理、中川未由希、木村千恵、寺園理恵、櫻井恵美2004年第28回オリンピック競技大会(アテネ)8位

受賞者決定の資料より

▼高円宮牌2019ホッケー日本リーグで史上初の5連覇を達成

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永井祐司監督のコメント

この度歴史のあるミズノ スポーツメントール賞を受賞することができ大変光栄に思います。

高校からホッケーを始め約40年。自分のホッケー人生はたくさんの素晴らしい人との出会いに恵まれ築きあげられたものと実感しています。

活動にご理解いただいている会社の皆さん。国内外の優秀な指導者。ホッケーをこよなく愛すホッケー仲間。そして日々ホッケーと真摯に向き合う選手達。全ての皆さんと共に私自身成長できたことがこの様な素晴らしい結果につながったものと感謝しかありません。

日本ホッケーは東京オリンピックで大きく飛躍することはもちろんの事、その後更なるステップアップが必要となります。ホッケーファミリーの皆さんと一緒になって、これからも日本ホッケーの未来の為、微力ではありますが精進して参りたいと存じます。

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