2020.03.26 11:10 | 日本代表
日本時間3月24日、国際オリンピック委員会(IOC)の臨時理事会で東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の1年程度の延期が承認されました。
この承認を受けて、25日、公益社団法人日本ホッケー協会のホームページには中曽根弘文会長のコメントが次のように掲載されました。(一部抜粋)
「開催延期の決定は大変残念ではありますが、新型コロナウィルスの世界的な蔓延を考えると、やむを得ないものと受け止めています。改めて、万全の準備を進め、一層の強化を行い、この1年間を有意義なものにしたいと考えております」
引用:日本ホッケー協会HP
「東京 2020 オリンピック競技大会」 開催延期について
日本ホッケー協会の梅本勝利事務局次長は、25日、時事通信の取材で東京五輪の延期について、「決定に従い、今後は強化の予定を見直すとしか今は言えない」、「新たな五輪開催がいつになるか。5月に代表選手を発表するのかどうかや、これからのスケジュールなどは、それに合わせて協議していく」とコメントしました。
男子ホッケー日本代表サムライジャパンのシギ・アイクマン監督は25日、自身のFacebookで「(運営側の)大会延期という賢明な判断、素早い決定を支持しています。大会延期を受けて、私たちはパフォーマンスをさらに高めることができるというのは利点でしょう。一方で集中力を保つのが難しい選手もいます。しかし、私たちは大会に備えて努力を続けられることをうれしく思います。困難な状況の中ですが、サムライジャパンのメンバー一同、すべてのみなさんの安全と幸運を祈ります」と投稿しました。
男子ホッケー日本代表サムライジャパン候補選手の田中健太選手は25日、地元滋賀県のテレビ局、BBCびわ湖放送の取材に応じ、「中止ではなかったのでホッとした。調整等はなかなか難しいが、ポジティブに『あと1年準備できる』と捉えて、五輪に出るからには金メダルを獲れるような活躍がしたい」とコメントしました。
日本時間25日、国際ホッケー連盟(FIH)のCEO、ティエリー・ウェイル氏は「オリンピックを来年に延期するという決定を下した国際オリンピック委員会(IOC)、大会組織委員会、日本政府、東京都の決定を全面的に支持する」とコメントしました。
引用:Tokyo 2020: Statement by FIH CEO Thierry Weil
FIH CEO Thierry Weil expresses full support to the @iocmedia, @Tokyo2020 and the Japanese authorities and the Tokyo Metropolitan Government for the decision taken to postpone the Olympics to next year.
— International Hockey Federation (@FIH_Hockey) March 24, 2020
Click on the link for his full statement.