2020.04.09 14:21 | エンタメ
2022年の「いちご一会とちぎ国体」でホッケー競技会場となる日光市・今市青少年スポーツセンターホッケー場の人工芝張り替え工事が完了し、5日から利用が開始された。同日、ホッケー日本リーグ男子1部のLIEBE栃木と、女子のグラクソ・スミスクライン Orange Unitedの選手らが初練習を行った。
芝の張り替え工事はスポーツ振興くじ助成金及び県補助金の交付を受けて実施され、総工費は約2億5千万円。2019年10月から工事を行い、今年3月25日に完了した。人工芝の色は緑色から東京五輪会場(大井ホッケー競技場)と同じ青色に張り替えられ、散水のためのスプリンクラーや防球ネット、ゴールなども新調された。
同ホッケー場を練習拠点とするLIEBE栃木の福田敏昭監督は「新しくなった人工芝で試合ができる日を心待ちにしています」とコメント。大橋雅貴選手(男子日本代表)は「子どもの頃から使っていたコートが新しくなって、嬉しく思います。ここで練習を多く積んでオリンピック、栃木国体に向けて努力していきます!」と力強く抱負を語った。
<参考>
■栃木県体育協会HP
『今市青少年スポーツセンター人工芝競技場張替工事完了のお知らせ』(PDF)
■下野新聞
『青色人工芝お披露目 日光・今市青少年スポーツセンターのホッケー場 リーベ、GSK初練習』
Q.ホッケーの人工芝はなぜ青色が採用されているのですか?
A.緑色より青色の方がボールとラインの白色とのコントラストが鮮明になり、テレビ放送で見映えが良いためと言われています。2012年ロンドン五輪より青色が採用されており、より色が映える黄色のボールを使うこともあります。
<参考>
■Field hockey pitch(Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/Field_hockey_pitch