【総勢100名超】ホッケー日本代表選手がオンラインでこどもの日に交流イベント

2020.05.05 18:31 | 日本代表

こどもの日の5日、12歳以下のホッケー選手約80名と現役・元日本代表選手らがオンライン上で交流する「U-12ホッケードリームキャンプNEXT」(主催:日本ホッケー協会、主管:U-12ホッケードリームキャンプNEXT実行委員会 )が開催されました。

本事業は3月に京都府で開催が予定されていた「U-12ホッケードリームキャンプ」が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止となったため、その代替イベントとして開催されました。

約3時間のイベントはまず実行委員会責任者の三好浩史さん(元ホッケー日本代表GK)が開会の挨拶。「素晴らしい講師たちとの時間を通じて、成長し、その成長に喜びを感じてください」とメッセージを送りました。

最初のプログラムはU-15日本代表トレーナーの森宜裕さんによるトレーニング「モリズーム」を実施。U-15の選手たちが実際に行っているメニューを紹介してみんなで実践。参加者からはチャット欄に「足が軽くなった!めっちゃ効果的だった!」といった感想が多く寄せられました。

次のプログラムは元女子ホッケー日本代表・藤尾香織さん(オリンピアン)と現役日本代表・及川栞選手(東京ヴェルディホッケーチーム)によるトークセッション。3度五輪出場、世界選抜FWにも選ばれた藤尾さん、アジアNo.1プレイヤーを受賞経験のある及川さんの日本代表体験談を子どもたちは頷きながら熱心に聞いていました。

最後のプログラムではグループトーク。ブレイクアウトセッション機能を使って参加者を少人数のグループに分け、現役日本代表選手10名が講師役となり、交流を図りました。日本代表選手たちは参加者の質問に親身に答え、お互いの夢を語ったり、宿題を出したりして五輪競技としてはめずらしい「近い距離間」で貴重な時間を共有しました。

田中健太選手のグループトークルーム

グループトーク講師

女子

男子

日本代表とのオンライントークを終えた子どもたちからは「日本代表の話が聞けてうれしかった。これから宿題を練習していきたい」といった声が聞かれ、講師を務めた選手からも「12歳のころにこんなに明確に目標を持っている選手が多くて驚いた。若い頃の気持ちを思い出して刺激になった」といったコメントがありました。

記念撮影

グループトークを終え、閉会の挨拶は実行委員会の山本和樹さん。

「あなた達は日本のホッケー界の宝です。これからもホッケーを愛しホッケーをずっとずっと楽しんで下さい。近い未来に皆さんの名前を大会パンフレットや日本代表そしてオリンピックで見つけられることを楽しみにしてます」と締めくくりました。

メディア13社が取材に訪れたオンラインでの大規模イベントも終わりを迎え、最後は画面を記念撮影。笑顔溢れるこどもの日となりました。

集合写真1
集合写真2
集合写真3
集合写真4

実行委員会

U-12ホッケードリームキャンプNEXT実行委員会

スタッフ、講師陣と(男子代表アイクマン監督もサプライズ参加)

本事業は特定非営利活動マイホッケープラスも運営に協力し、藤本一平(元ホッケー日本代表)が司会・講師を務めました。

藤本一平のコメント

3月のキャンプに講師として参加予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまい、とても残念に思っていました。

そのようななか、山本さん、三好さん、冨田さんを中心に「いまできることをやろう」とオンラインでの代替イベント開催が発案され、TM3 Hockey Coachingの中條君や中止となったキャンプで講師を務める予定だった高瀬さんや私もメンバーに加わり、実行委員会を結成。4月下旬に差し掛かった時期で動き出した企画でしたので、こどもの日の実施に間に合わせるためにみんなで力を合わせて急ピッチで準備を進めていきました。

参加対象者は3月にキャンプに参加予定だった120名。いったい何人が参加してくれるのか、何人の講師が必要か、どのようなプログラムが楽しめるのか、どうやればZoomでの入室や進行がうまくいくか、など朝昼晩問わず何度も連絡を取り合って調整を進めました。

10人以上の現役・元日本代表選手が事業に協力してくださり、なんとか当日までに準備を間に合わせ、無事に開催となりました。

オンラインといえども、12,3歳のころに日本代表選手に直接質問し、宿題も出してもらい、夢を語り合うというイベントはめずらしいと思います。しかも、それを100人規模で実施するという一昔前なら夢のようなイベントに携わることができて、とても良い経験をさせていただきました。

緊急事態宣言が延長され、困難な状況は続きますが、そのような中でこういった前向きなイベントを行うことで、少しでも世の中に明るい話題を増やしていきたい。試練に立ち向かう活力を生み出していきたい。それがいまスポーツにできることなのではないかと考えています。

生活様式も含めて、今後の社会、世界がどのように変化していくかは未知数ですが、本日参加されたみなさんがどのような状況でも明るい未来を信じて、夢を持ってたくましく日々を過ごしてくれることを祈っています。そして、みなさんに負けないよう、私もホッケーの輪を広げる活動に精進していきます。

最後になりますが、講師として協力してくださった選手のみなさん、参加してくださったU-12のみなさん、保護者のみなさん、ともに運営を進めてきた実行委員会・スタッフのみなさんに心から感謝しいたします。

また来年、ホッケー場でのリアルな「U-12ホッケードリームキャンプ」で未来のスターたちとお会いできることを楽しみにしております。ありがとうございました。