2020.08.07 14:42 | 海外
男子マレーシア代表ヘッドコーチ、ローラント・オルトマン(Roelant Oltmans)が退任し、オランダリーグ(フーフトクラッセ)の強豪クラブSVカンポン(SV Kampong)のヘッドコーチに就任したことが分かった。
日本代表サムライジャパンが優勝した2018年アジア競技大会ではパキスタン代表を率いていたオランダ人コーチのオルトマンは、同大会後、マレーシア代表ヘッドコーチに就任。2019年8月に大井ホッケー競技場(品川区・大田区)で開催された五輪テスト大会「Ready Steady TOKYO」では若手中心のチーム編成で来日し、3位決定戦で日本に敗れ、4か国中4位という結果だった。
後任はマレーシア人のアルル・セルバラージ(Arul Selvaraj)が指揮を執ることが決まっており、契約は2年間となっている。マレーシアは東京オリンピックの出場権を逃しているため、2022年のアジア競技大会に向けてチームを作り上げていくこととなる。
▼MHC(マレーシアホッケー連盟)のTwitter投稿
マレーシア代表ヘッドコーチを退任したオルトマンは、2015-2016ユーロホッケーリーグ(EHL)での優勝経験もあるオランダリーグの強豪のSVカンポンのヘッドコーチに就任した。オルトマンは就任にあたり以下のようにコメントした。
「これまで多くのトップ選手を輩出し、強力なメンバーを擁する、オランダでもトップのチームを率いる機会を得られたことをうれしく思います。」