2020.08.19 12:58 | 日本代表
公益社団法人日本ホッケー協会(会⾧ 中曽根弘文)は18日、新型コロナウィルス感染拡大を受け、中断・解散していた女子ホッケー日本代表さくらジャパンの活動を再開したことを発表した。
21日まで川崎重工ホッケースタジアム(岐阜県各務原市)にて選考会を実施。9月8日~11日にも選考会を実施し、さくらジャパン代表候補選手を選出する。
はじめに、代表活動の再開に際しまして、選手・スタッフのご家族や所属先、地元自治体、また、JOC(日本オリンピック委員会)を始めとする関係各位に多大なご支援とご理解を頂いたことに御礼申し上げます。
改めて今回と9月の計2回の選考会を実施しますが、その一番の狙いは、来年の東京2020オリンピックに向けて、改めて強い意志と覚悟を持って取り組める選手を選考することです。本日は初日だったこともあり、全体的に少し緊張感もあったようですが、若い選手は何とか代表選手に食い込もうと、また、ベテラン選手は自信と危機感を持って取り組んでいるように感じました。
日本代表チームで集合できない期間中も各自がしっかりトレーニングをしていたようで、全体的には良い動きをみせていたと思います。引き続き感染症対策には万全を期したうえで取り組んでいきたいと思います。
⾧い期間、さくらジャパンのメンバーと会えない日々が続いていたので、活動再開を待ち望んでいました。今日、再び集まることができて嬉しい気持ちが一番強いです。
今回の選考会には、若い選手も多く参加しているので、エネルギーと刺激を受けつつ、一年後に向けていよいよ始まるという実感が湧いてきています。
自分たちの目標は東京2020オリンピックで金メダルを獲るということで変わらないので、覚悟を持って臨んでいます。チーム一丸となって勝ち取り、日本全国にホッケーの認知を広げていきたいです。
今回の選考会では、代表メンバー入りできるよう、これまで頑張って取り組んできたことを全力で発揮したいと考えています。自粛期間中には、意識して運動量を落とさないようなランニングや、体幹トレーニングを行ってきました。
今日は、暫く期間が開いたことから息の合わないプレーもありましたが想定の範囲内で、今後これまで行ってきたさくらジャパンのホッケーを思い出しながら戻していけると思います。
活動が再開できる嬉しさを感じつつ、目標である東京2020オリンピックでの金メダル獲得に向けて、これから更にレベルアップしたいです。
緊急事態宣言後の自粛期間中は、銀行の仕事をしながら自チームでは少人数のグループ毎に分かれて練習をしていました。また代表活動がストップしていたので、自身のモチベーションが下がらないよう、個人のスキルアップを重点に日々練習を続けていました。
コロナ禍の中、早くみんなでホッケーがしたいと思っていましたので、今回の選考会では皆で集まって活動できる喜びでいっぱいです。再スタートとなり、新しい選手も多く、ピリピリ感はありますが、やっと集まれた一体感も感じ、また新たな気持ちで臨んでいます。
選考会では自分の力を出し切ることと、ドラッグフリックの精度を高め、ゲームでは全ての場面で得点に絡む動きをしたいと思っています。