2021.08.03 14:04 | 日本代表
東京2020オリンピック(五輪)のホッケー男子は3日、大井ホッケー競技場ノースピッチ(東京・品川区)で準決勝の第1試合が行われ、リオ五輪2位のベルギー(世界ランキング2位)がインド(同3位)を5-2で下し、2大会連続の決勝進出を決めた。
第1クォーター2分、ベルギーのロイックファニーア・ルパートがペナルティーコーナー(PC)を決めて先制。41年ぶりに準決勝に進んだインドが反撃を開始し、7分にハルマンプリート・シンがPCを、8分にマンディープ・シンがフィールドゴール(FG)を奪い、逆転に成功する。
追いつきたいベルギーは第2クォーター4分、アレクサンデルロビイプ・ヘンドリックスがPCを決めて同点とする。その後は両者得点を奪えず、2-2の同点で迎えた第4クォーター。ベルギーのヘンドリックスがPCとペナルティーストローク(PS)を決める活躍を見せて逆転。インドはGKを外してフィールドプレイヤー11人で戦うパワープレーを仕掛けたものの、試合終了間際にベルギーのジョンジョンドミニクム・ドーメンがだめ押しのFGを決め、5-2でベルギーが勝利した。
ベルギーのヘンドリックスは今大会14得点(PC12、PS2)を決めており、得点ランキングで2位と8点差をつけている。
準決勝・第2試合は3日19時より、オーストラリア(同1位)とドイツ(同4位)が対戦する。この試合の敗者とインドが5日10時30分から3位決定戦で対戦し、勝者はベルギーと同日19時からの決勝戦に臨む。
<東京五輪第12日・ホッケー男子・準決勝・大井ホッケー競技場>
■10:30 男子 ベルギー(WR2位) 2 - 5 インド(WR3位)
(1-2, 1-0, 0-0, 3-0)
<ベルギー>
【得点】
ロイックファニーア・ルパート(2)
アレクサンデルロビイプ・ヘンドリックス(19)
アレクサンデルロビイプ・ヘンドリックス(49)
アレクサンデルロビイプ・ヘンドリックス(53)
ジョンジョンドミニクム・ドーメン(60)
【シュート数】23
<インド>
【得点】
ハルマンプリート・シン(7)
マンディープ・シン(8)
【シュート数】9
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