2021.08.04 13:28 | 日本代表
東京2020オリンピック(五輪)のホッケー女子は4日、大井ホッケー競技場ノースピッチ(東京・品川区)で準決勝の第1試合が行われ、リオ五輪2位のオランダが同1位のイギリスを5-1で下し、5大会連続の決勝進出を決めた。
第1クォーターはオランダがペナルティーコーナー(PC)のチャンスを得るも決まらず、0-0で終える。第2クォーター4分、オランダのフェリス・アルベルスがプッシュシュートを決めて先制。直後の5分、再びオランダが攻め込み、マルースヨハナマリア・キーテルスがヒットシュートをゴール左下に突き刺し、追加点をあげる。
第3クォーター、オランダの勢いは止まらず、PCとフィールドゴール(FG)でそれぞれ1点ずつを決め、イギリスを突き放す。対するイギリスもPCのチャンスでジゼル・アンズリー がゴールキーパーの股下にシュートを決め、1点を返す。第4クォーターはオランダのフレデリケ・マトラがPCでゴールを奪い、終始ゲームを支配したオランダが5-1で勝利した。
オランダのフレデリケ・マトラは今大会9得点(FG3、PC4、PS2)で得点ランキング首位。2位は同じくオランダのフェリス・アルベルスで6得点(FG6)を決めている。
▼得点ランキング2位のフェリス・アルベルス(右)
<東京五輪第13日・ホッケー女子・準決勝・大井ホッケー競技場>
■10:30 女子 オランダ(WR1位) 5 - 1 イギリス(WR4位)
(0-0, 2-0, 2-1, 1-0)
<オランダ>
【得点】
フェリス・アルベルス (19)
マルースヨハナマリア・キーテルス (19)
マリア・フェルスクール (32)
フェリス・アルベルス (38)
フレデリケ・マトラ (49)
【シュート数】13
<イギリス>
【得点】ジゼル・アンズリー (41)
【シュート数】3
女子準決勝・第2試合は4日19時より、アルゼンチン(世界ランキング2位)とインド(同7位)が対戦する。この試合の敗者とイギリスが6日10時30分から3位決定戦で対戦し、勝者はオランダと同日19時からの決勝戦に臨む。
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