2022.06.14 17:24 | 日本代表
公益社団法人日本ホッケー協会(会長:三須和泰)は14日、JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE(東京都新宿区)で記者会見を開き、7月の女子ワールドカップ(スペイン・オランダ共催)に出場する日本代表さくらジャパン(世界ランキング10位/以下、WR)のジュード・メネゼスヘッドコーチ、FW永井友理主将、DF及川栞が抱負を語った。
ジュード・メネゼスヘッドコーチは「昨年、11月に就任後、アジアチャンピオンズトロフィー、アジアカップで優勝でき、よいパフォーマンスだった。この流れをワールドカップにつなげたい。日本のワールドカップ過去最高成績は2006年(マドリード大会)の5位。ハイインテンシティなホッケーを展開して、その成績を上回りたい」とコメントした。
今回が4回目のワールドカップ出場となる永井友理主将は「過去3回出場したが、出るだけでは意味がない。ジュードヘッドコーチが大切にしているチームファーストの姿勢で、チームとしてまとまって戦い、結果を出したい。2006年で活躍した元代表の三浦恵子さんや山本由佳理さんのように記憶に残る選手になりたい」と意気込んだ。
チーム最年長の及川栞は「東京2020五輪ではペナルティーコーナーのシューターを任されたが1得点しかできず、くやしい思いをした。今回のワールドカップではもっとセットプレーから得点を決めたい。前線はFWの永井友理選手に任せて、自分は後方でどんと構えて守備陣を引っ張っていきたい」と力強く語った。
16チームで争われるワールドカップは7月1日に開幕し、4グループによる1回戦総当りのリーグ戦の後、その順位に基づいた順位決定戦を実施する。グループDに入った日本は、オーストラリア(WR3位)、ベルギー(WR6位)、南アフリカ(WR16位)と対戦する。(世界ランキングは2022年6月14日時点)