2022.08.12 12:26 | 日本代表
公益社団法人日本ホッケー協会(会長:三須和泰)は8日、JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE(東京都新宿区)で記者会見を開き、27日、28日に国際親善試合「SOMPO JAPAN CUP」に臨む日本代表さくらジャパン(世界ランキング11位/以下、WR)のジュード・メネゼスヘッドコーチ、FW永井友理主将が意気込みを語った。
さくらジャパンは7月に行われた女子W杯2022(テラサ・アムステルフェーン)に出場し、11位の結果で終わった。W杯に6大会連続出場を果たしたが、目標としていた5位以上の成績には届かず、チームの課題が残った。パリ五輪出場を目指し、2023年9月に延期されたアジア大会(中国杭州)に向けて強化を図っている。
SOMPO JAPAN CUPで女子は世界ランキング2位で先日の女子ワールドカップ準優勝のアルゼンチンと、男子は世界ランキング1位のオーストラリアと対戦する。両チームとも東京2020オリンピックで銀メダルを獲得した強豪国。
永井友理主将は「W杯で見つかった課題の一つはボールキープ。プレッシャーを感じた中でもボールを渡さずに、キープできるようにしないといけない。若い選手が経験を積めたことは良かったと思う。W杯では夜遅い時間の中、映像で応援してくれる人がいて嬉しかった。SOMPO JAPAN CUPでは直接観てもらえるので、ホッケーの迫力や魅力を伝えていきたい。是非観に来てほしい」と語った。
ジュードヘッドコーチは「W杯は求める結果ではなかった。これから向上していくには、フィジカルとメンタルの両方が必要。世界のホッケーは日々進化しているので追いつき、追い越していけるよう課題をクリアしたい。その中で、SOMPO JAPAN CUPは世界トップレベルのアルゼンチンチームと対戦できる素晴らしい機会。アルゼンチンはペナルティコーナーのフリックの技術が高い」と語った。
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