2022.11.29 23:20 | 日本代表
国際ホッケー連盟(以下、FIH)主催の新大会、第1回FIH男子ネーションズカップ(南アフリカ・ポチェフストルーム)に出場している男子日本代表サムライジャパン(世界ランキング17位/以下、WR*)は29日、グループリーグ第2戦で韓国(WR11位)と対戦し、1-3で敗れた。(写真=FIHのFacebook投稿より)
第1クオーターにペナルティーコーナー(PC)のドラッグフリックで先制され、第2クオーターには芸術的なループシュートのフィールドゴールを許し、2点を先行された日本。第2クオーター14分に丹羽巧磨(朝日大学)がリバースヒットを決めて1点差に詰め寄ったが、第3クオーター終了間際のPCでドラッグフリックを決められ、1-3で敗れた。
なお、この試合でFWの斉藤容(福井工業大学)が初キャップを記録した。
*WRは2022年11月29日の日本の試合終了時点
▼韓国の2点目(FIHのFacebook投稿)
▼初キャップを記録した斉藤容(サムライジャパンのInstagram投稿)
本大会は8チームが参加し、2グループによる1回戦総当りのリーグ戦の後、その順位に基づいた順位決定戦を実施する。サムライジャパンは、マレーシア(WR10位)、韓国(WR11位)、カナダ(WR14位)と同じプールBでリーグ戦を戦う。
第3戦は日本時間12月1日(木)20時からマレーシアと対戦する。2戦を終え、日本とマレーシアはともに1勝1敗の勝ち点6で並んでいるが、得失点差は日本が上回り、2位につけている。今年5月~6月にかけて行われたアジアカップ(インドネシア・ジャカルタ)でマレーシアに0-5で、11月のアズランシャーカップ(マレーシア・イポー)は2-4で敗戦しているサムライジャパン。次戦は引き分け以上の結果を残し、準決勝進出を決めたい。
FIHの映像配信プラットフォーム「Watch.Hockey」(英語)にアカウント登録し、「FIH Men's Nations Cup 2022」のメンバーシップを購入すると視聴できる。(App Storeでは税込1,600円、Google Playでは税込1,460円)
FIHネーションズカップは国際ホッケー連盟主催の新大会。2019年から開催されているFIHプロリーグの下部大会にあたり、優勝したチームはFIHプロリーグへの昇格の権利を得ることができる。(昇格にはFIHの規定する要件を満たす必要がある)
大会名 | 第1回FIH男子ネーションズカップ |
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主催 | FIH(国際ホッケー連盟) |
開催都市 | 南アフリカ・ポチェフストルーム |
日程 | 2022年11月28日~12月4日 |
会場 | North-West University of Potchefstroom |
出場国 | グループA:南アフリカ(開催国)、フランス、アイルランド、パキスタン グループB:日本、マレーシア、韓国、カナダ |
試合方式 | 2グループによる1回戦総当りのリーグ戦の後、その順位に基づいた順位決定戦を実施。 |
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