2022.12.02 14:40 | 日本代表
国際ホッケー連盟(以下、FIH)主催の新大会、第1回FIH男子ネーションズカップ(南アフリカ・ポチェフストルーム)に出場している男子日本代表サムライジャパン(世界ランキング17位/以下、WR*)は1日、グループリーグ第3戦でマレーシア(WR10位)と対戦し、1-5で敗れた。(写真=FIHのFacebook投稿より)
第1クオーター2分、スクープのレシーブミスをきっかけにサークル侵入を許し、ヒットシュートを決められて失点。5分に永吉拳(天理大学)のリバースヒットパスに反応した河邉皓星(岐阜朝日クラブ)がタッチシュートを決めて同点に追いついたが、その後は失点を重ねた。
なお、この試合でMFの小林正人(明治大学)が初キャップを記録した。
*WRは2022年12月2日時点
▼マレーシアの得点シーン(FIHのTwitter投稿)
Malaysia are coming into the #FIHNationsCup semi finals in red-hot form 🔥
— International Hockey Federation (@FIH_Hockey) December 1, 2022
3 goals against Canada, then 5 against Japan. Who can stop the Speedy Tigers? 🐅 🇲🇾
They face Ireland on December 3rd at 12:30 CET, live on @watchdothockey 🙌 pic.twitter.com/Q8v5XhZoVw
本大会は8チームが参加し、2グループによる1回戦総当りのリーグ戦の後、その順位に基づいた順位決定戦を実施する。サムライジャパンは、グループリーグを3戦を終え、勝ち点3(1勝2敗)の3位通過で5~8位決定予備選戦に進む。
次戦は日本時間12月3日(土)18時15分からパキスタン(WR18位)と対戦する。パキスタンは、東京2020オリンピックで日本のヘッドコーチを務めたジークフリード・アイクマン氏が率いる。オリンピック以降に4回対戦しており、対戦成績は1勝1敗2分。今大会、日本の上位進出の道は絶たれたが、2023年1月に控えるワールドカップ(インド)に向けて、残り2戦で着実にチームとしての完成度を高めていきたい。
日程 | 大会 | 試合区分 | 結果 |
2021年12月 | アジアチャンピオンズトロフィー(バングラデシュ・ダッカ) | 予選リーグ | 0-0 |
2022年5月 | アジアカップ(インドネシア・ジャカルタ) | 予選リーグ | 3-2 |
2022年11月 | アズランシャーカップ(マレーシア・イポー) | 予選リーグ | 2-2 |
2022年11月 | アズランシャーカップ(マレーシア・イポー) | 3位決定戦 | 3-5 |
FIHの映像配信プラットフォーム「Watch.Hockey」(英語)にアカウント登録し、「FIH Men's Nations Cup 2022」のメンバーシップを購入すると視聴できる。(App Storeでは税込1,600円、Google Playでは税込1,460円)
FIHネーションズカップは国際ホッケー連盟主催の新大会。2019年から開催されているFIHプロリーグの下部大会にあたり、優勝したチームはFIHプロリーグへの昇格の権利を得ることができる。(昇格にはFIHの規定する要件を満たす必要がある)
大会名 | 第1回FIH男子ネーションズカップ |
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主催 | FIH(国際ホッケー連盟) |
開催都市 | 南アフリカ・ポチェフストルーム |
日程 | 2022年11月28日~12月4日 |
会場 | North-West University of Potchefstroom |
出場国 | グループA:南アフリカ(開催国)、フランス、アイルランド、パキスタン グループB:日本、マレーシア、韓国、カナダ |
試合方式 | 2グループによる1回戦総当りのリーグ戦の後、その順位に基づいた順位決定戦を実施。 |
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