2022.12.15 13:00 | 日本代表
国際ホッケー連盟(以下、FIH)主催の新大会、第1回FIH女子ネーションズカップ(スペイン・バレンシア)に出場している女子日本代表さくらジャパン(世界ランキング11位/以下、WR*)は現地時間14日、グループリーグ第3戦でチリ(WR14位)と対戦し、1-1で引き分けた。(写真=FIHのFacebook投稿より)
さくらジャパンは21分にペナルティーコーナーから吉原紗羅(ソニーHC BRAVIA Ladies)がスイープヒットシュートを決め、先制。23分にチリのタッチシュートが決まり同点に追いつかれたが、そのまま1-1で試合が終了し、準決勝進出を決めた。
なお、この試合で浅井悠由(コカ·コーラレッドスパークス)が100キャップ目を記録し、森花音(コカ·コーラレッドスパークス)は50キャップ目を記録した。
*WRは2022年12月15日時点
▼さくらジャパンのInstagram投稿
▼50キャップ目を記録した森花音(右)と坪内萌花(ソニーHC BRAVIA Ladies/Klein Zwitserland=オランダ)
▼及川栞の試合後インタビュー動画
▼永井葉月の試合後インタビュー動画
本大会は8チームが参加し、2グループによる1回戦総当りのリーグ戦の後、その順位に基づいた順位決定戦を実施する。さくらジャパンは、グループリーグ3戦を終え、勝ち点4(1勝1敗1分・得失点差0)で2位通過となり、準決勝進出を決めた。
さくらジャパンは日本時間16日21時30分からの準決勝で開催国スペイン(WR7位)と対戦する。スペインはグループリーグを勝ち点7(2勝1分・得失点差5)で1位通過した。さくらジャパンは、東京2020オリンピックでスペインと対戦し、1-4で敗れている。もう一方の準決勝はインド(WR8位)とアイルランド(WR13位)が対戦する。
※試合開始時間は日本時間
FIHの映像配信プラットフォーム「Watch.Hockey」(英語)にアカウント登録し、「FIH Women's Nations Cup 2022」のメンバーシップを購入すると視聴できる。(App Storeでは税込1,600円、Google Playでは税込1,460円)
FIHネーションズカップは国際ホッケー連盟主催の新大会。2019年から開催されているFIHプロリーグの下部大会にあたり、優勝したチームはプロリーグへの昇格の権利を得ることができる。(昇格にはFIHの規定する要件を満たす必要がある)
大会名 | 第1回FIH女子ネーションズカップ |
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主催 | FIH(国際ホッケー連盟) |
開催都市 | スペイン・バレンシア |
日程 | 2022年12月11日~12月17日 |
会場 | Estadio Betero |
出場国 | グループA:スペイン(開催国)、アイルランド、韓国、イタリア グループB:日本、インド、チリ、南アフリカ |
試合方式 | 2グループによる1回戦総当りのリーグ戦の後、その順位に基づいた順位決定戦を実施。 |