2023.02.17 19:30 | 日本代表
インドアホッケーの世界一を決める戦い、FIHインドアワールドカップ南アフリカ大会は11日に閉幕した。男子決勝戦はオーストリアとオランダが4-4で引き分け、シュートアウト戦を3-2で制したオーストリアが2大会連続2回目の優勝を果たした。女子決勝戦はオランダがオーストリアに7-0で大勝し、2大会ぶり3回目の優勝を手にした。
▼激闘を制して優勝した男子オーストリア
▼大差をつけて優勝を勝ち取った女子オランダ
男子3位決定戦はイランとアメリカが4-4で引き分け、シュートアウト戦を3-2で制したイランが2大会連続で銅メダルを獲得。女子3位決定戦はチェコが南アフリカを3-1で下して、2大会ぶり2度目の3位となった。
インドアホッケーワールドカップは2003年に第1回大会がドイツで開催され、その後、4年または3年に一度の間隔で5回開催。第6回大会は2021年2月にベルギーでの開催が予定されていたが新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となり、2022年1月に中止が決まった。
今回の南アフリカ大会には、2018年ドイツ大会で優勝した女子ドイツと、準優勝した男子ドイツは出場していない。ドイツにはインドア代表とアウトドア代表を兼務する選手がおり、男子はアウトドアのワールドカップが1月下旬までインドで開催されていたこと、ドイツ国内のインドアホッケー大会の準決勝・決勝戦や女子アウトドア代表のFIHプロリーグの試合日程が重なったことなどの理由で男女ともに出場を辞退した。
優勝 オーストリア
2位 オランダ
3位 イラン
4位 アメリカ
5位 ベルギー
6位 南アフリカ
7位 アルゼンチン
8位 ナミビア
9位 チェコ
10位 カザフスタン
11位 オーストラリア
12位 ニュージーランド
優勝 オランダ
2位 オーストリア
3位 チェコ
4位 南アフリカ
5位 ベルギー
6位 ウクライナ
7位 カナダ
8位 オーストラリア
9位 アメリカ
10位 カザフスタン
11位 ニュージーランド
12位 ナミビア
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日本はこれまでインドアホッケーの国際大会に出場した経験はない。3月4日、5日にはインドアホッケーの聖地である立川立飛で、第2回インドア・ホッケーフェスティバル(主催:公益社団法人日本ホッケー協会)が開催され、日本ホッケー界に初めて誕生したインドアホッケー男女日本代表チームの強化合宿を同時開催する。
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