2023.10.04 8:00 | 日本代表
第１９回アジア競技大会（中国・杭州）に出場している男子代表サムライジャパンは２日、予選リーグ第５戦でパキスタンと対戦し、３－２で勝利した。
５分にフィールドゴールを許したが、６分に田中海渡（バリエンテ愛知ホッケーチーム）がペナルティーコーナー（以下、PC）のリバウンドを決めて同点に追いつく。１７分に、この試合で１００キャップ目を迎えた福田健太郎（岐阜朝日クラブ）がヒットシュートを豪快に叩き込み、逆転に成功する。続く２８分には藤島来葵（ALDER飯能）がPCのドラッグフリックを決めて３－１と突き放す。直後にPCで１点を返されるが、その後は粘り強く守りきり、３－２で逃げ切った。
グループAはインドが５戦５勝の勝ち点１５で首位通過。サムライジャパンは４勝１敗の勝ち点１２で２位で準決勝進出を決めた。グループBは開催国の中国が世界ランキング上位の韓国を破り、マレーシアとは引き分ける番狂わせを演じ、４勝１分の勝ち点１３で首位通過。４勝１敗の韓国が２位で準決勝進出を決めた。
サムライジャパンは４日の準決勝で中国と対戦する。今大会の優勝国には２０２４年パリオリンピックの出場権が与えられる。
日本 ３－２ パキスタン
得点者
6分 PC – #22 MF 田中海渡 (バリエンテ愛知ホッケーチーム)
17分 FG – #7 FW 福田健太郎 (岐阜朝日クラブ)
28分 PC – #14 DF 藤島来葵 (ALDER 飯能)
■試合後の山下学（フリークス東京）のインタビュー（ホッケー日本代表のFacebookページより）
■試合後の福田健太郎（岐阜朝日クラブ）のインタビュー（ホッケー日本代表のFacebookページより）
男子の出場国は以下の１２チーム。（カッコ内は世界ランキング）
■グループA
インド（３位）
パキスタン（１５位）
日本（１９位）
バングラデシュ（２９位）
シンガポール（４７位）
ウズベキスタン（６６位）
■グループB
マレーシア（１０位）
韓国（１２位）
オマーン（２７位）
中国（２８位）
タイ（５４位）
インドネシア（６０位）
※世界ランキングは９月２２日時点
２グループによる１回戦総当りのリーグ戦の後、両グループの１位対２位で準決勝が行われる。３位以下は同じ順位のチーム同士で順位決定戦が行われる。サムライジャパンの試合日程は以下の通り。
９月２４日（日） ７－２ バングラデシュ
９月２６日（火） １０－１ ウズベキスタン
９月２８日（木） ２－４ インド
９月３０日（土） １４－０ シンガポール
１０月２日（月） ３－２ パキスタン
１０月４日（水） 日本時間１９：３０～ 準決勝 vs 中国
１０月６日（金） 決勝戦
