2023.10.05 6:50 | 日本代表
第19回アジア競技大会(中国・杭州)に出場している男子代表サムライジャパンは4日、準決勝で中国と対戦し、3-2で勝利した。
29分に永吉拳(LIEBE 栃木)がペナルティーコーナー(以下、PC)のドラッグフリックを決めて、先制点を奪う。42分に日本がPCを獲得。ストップミスがあったが、サークルトップ左側でパスを受けた藤島来葵(ALDER飯能)がプッシュシュートを決めて2-0と点差を広げる。
第4クォーターの立ち上がり、47分に中国がカウンター攻撃でフィールドゴールを決め、1点を返す。しかし、48分に日本が速攻を仕掛け、大岡凌磨(明治大学)がGKの股下にシュートを決めて3-1とする。59分に中国にPCを与えてしまい、ドラッグフリックを決められ1点差に迫られたが、そのまま逃げ切り、3-2で勝利した。
2大会連続で決勝進出を決めたサムライジャパンは、6日の決勝戦でインドと対戦する。インドは準決勝で韓国を5-3で下した。今大会の優勝国には2024年パリオリンピックの出場権が与えられる。
日本 3-2 中国
得点者
29分 PC – #15 DF 永吉拳 (LIEBE 栃木)
42分 PC – #14 DF 藤島来葵 (ALDER 飯能)
48分 FG – #19 FW 大岡凌磨 (明治大学)
■試合後の永吉拳のインタビュー(ホッケー日本代表のFacebookページより)
■試合後の大岡凌磨のインタビュー(ホッケー日本代表のFacebookページより)
男子の出場国は以下の12チーム。(カッコ内は世界ランキング)
■グループA
インド(3位)
パキスタン(15位)
日本(19位)
バングラデシュ(29位)
シンガポール(47位)
ウズベキスタン(66位)
■グループB
マレーシア(10位)
韓国(12位)
オマーン(27位)
中国(28位)
タイ(54位)
インドネシア(60位)
※世界ランキングは9月22日時点
2グループによる1回戦総当りのリーグ戦の後、両グループの1位対2位で準決勝が行われる。3位以下は同じ順位のチーム同士で順位決定戦が行われる。サムライジャパンの試合日程は以下の通り。
9月24日(日) 7-2 バングラデシュ
9月26日(火) 10-1 ウズベキスタン
9月28日(木) 2-4 インド
9月30日(土) 14-0 シンガポール
10月2日(月) 3-2 パキスタン
10月4日(水) 3-2 中国
10月6日(金)日本時間19:30 vs インド