ホッケー女子さくらジャパン、初戦はチリとスコアレスドロー/FIH女子ネーションズカップ

2025.02.24 9:12 | 日本代表

 第3回FIH女子ネーションズカップ(チリ・サンティアゴ)は現地時間23日に開幕し、女子日本代表さくらジャパン(世界ランキング11位/以下、WR*)は初戦で開催国チリ(WR14位)と対戦した。(写真=国際ホッケー連盟 ©️ FIH/ WorldSportPics)
 日本は合計6本のペナルティーコーナーを獲得したが、得点を奪うことはできず。終盤にゴール前に攻め込まれるシーンがあったが粘り強く守り切り、0-0で引き分け。勝ち点1を獲得した。

*WRは2025年2月22日時点

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戦評

FIH Hockey Women’s Nations Cup Chile 2024-25、第1戦の相手はホスト国であり世界ランキング14位のチリである。

第1Q 満員の会場の中、日本のセンターパスにより第1Qが開始された。日本はパスを繋ぐも、なかなか相手コートまでボールを運ぶことができない。13分相手コート23メートル付近から早いパスを繋ぎ、37番村山のセンタリングを受けた21番鳥山がPCを獲得する。15番齋藤の強烈なフリックは相手選手に当たりアゲインとなるも、PCの26番島田のヒットは相手1番騎に阻まれ得点には至らない。その後、チリにPCを与えるも33番松がゴールを守り切る。第1Q終了直前に36番長谷川のドリブルからPCを獲得するも15番齋藤のシュートはGKに阻まれる。

第2Q 日本は連携したプレスからボールを奪い、相手コートでプレーする時間が増える。26番島田が左サイドからのドリブルでPCを獲得する。5番上野から36番長谷川へのパスを出すがタッチシュートは決まらず、0-0のまま前半戦を折り返した。

第3Q チリのセンターパスで開始された。開始早々、右サイドから26番島田がドリブルでサークル内に侵入するも得点には至らない。プレスからボールを奪う場面が増え、日本ペースで試合が進む。41分右サイドから左サイドへの速いサイドチェンジから23番平光がリバースでセンタリングを上げ、相手選手のミスを誘いPCを獲得する。15番齋藤から7番鈴木へのパスが合わず得点には至らない。

第4Q 39分PCを奪われる。チリのビデオリファーラルにより3本連続のPCとなるもGK34番工藤、5番上野を中心にゴールを守り切る。試合終盤はチリペースでゲームが進むも、GK34番工藤のファインセーブにより相手にゴールを許さず、0-0で試合終了。
11番立岩、19番金子、23番平光は、代表初キャップの試合となった。
(日本ホッケー協会HPより)

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第2戦はアメリカと対戦

 本大会は8チームが参加し、2グループによる1回戦総当りのリーグ戦の後、その順位に基づいた順位決定戦を実施する。プールAのさくらジャパンは、アメリカ(WR13位)、チリ(WR14位)、カナダ(WR17位)と対戦する。

 第2戦は日本時間26日午前9時からアメリカと対戦する。

日本の試合日程

 試合日程は以下のとおり。時間はすべて日本時間。

ライブ配信

 大会はFIHのホームページ(英語)でライブ配信される。

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