2025.02.27 1:10 | 日本代表
第3回FIH女子ネーションズカップ(チリ・サンティアゴ)は現地時間26日、女子日本代表さくらジャパン(世界ランキング11位/以下、WR*)とアメリカ(WR13位)が対戦し、さくらジャパンは2−4で敗れた。(写真=国際ホッケー連盟 ©️ FIH/ WorldSportPics)
アメリカが7分にリバースヒットを決めて先制。日本は12分、上野真歩(立命館大学)のスクープパスをサークル内で受けた鳥山麻衣がヒットシュートを決めて同点に追いつく。しかし、15分にリバースヒット、44分にペナルティーコーナーからタッチシュート、53分にリバースヒットを決められ、1対4と点差が広がる。54分にペナルティーストロークを獲得した日本は齋藤はなみ(山梨学院大学)が落ち着いて決めたが、その後はスコアが動かず、2-4で敗戦となった。
*WRは2025年2月22日時点
𝗙𝘂𝗹𝗹 𝗧𝗶𝗺𝗲: 𝗨𝗻𝗶𝘁𝗲𝗱 𝗦𝘁𝗮𝘁𝗲𝘀 𝟰-𝟮 𝗝𝗮𝗽𝗮𝗻
— International Hockey Federation (@FIH_Hockey) February 26, 2025
USA claim their second victory in a row, to reach the top of pool A in the #FIHNationsCup!#RiseToTheTop #Hockey #USAvJPN pic.twitter.com/kRulyPH6HY
FIH Hockey Women’s Nations Cup Chile 2024-25、第2戦世界ランキング13位のアメリカとの試合は、チリ全土に渡る大規模停電により、試合日程を翌日に変更し行われた。
第1Q 日本のセンターパスにより試合が開始された。試合立ち上がりから、日本は連携したパスにより相手コートにボールを運ぶもサークル内に侵入することができない。7分アメリカが右サイドからサークル内にボールを入れ、11番DIXONのダイレクトリバースシュートにより先制を許す。日本は12分5番上野のハイボールのパスをサークル内で受けた21番鳥山がワンタッチでレシーブし、ゴール右隅に鋭いシュートを決め1-1の同点に追いつく。15分アメリカは右サイドからパスを繋ぎ24番LEPAGEにドリブルから強烈なリバースヒットを決められ、1-2で第1Qを終える。
第2Q 16分日本は早いサイドチェンジで右にボールを運び、32番河合がサークル内に出したパスを21番鳥山がタッチするがポストに弾かれる。24分左サイドから32番河合が持ち上がりサークル内に出したパスを21番鳥山が受けシュートを放ち、そのリバウンドを13番川口が拾いPCを獲得する。PCのアゲインが続くも5番上野のシュートは相手DFに阻まれる。
第3Q アメリカのセンターパスにより後半戦が開始された。38分26番島田のパスを36番長谷川が受けPCを獲得する。5番上野のシュートは相手DFに阻まれ、得点には至らない。44分アメリカはサークルトップの早いリスタートからPCを獲得する。これを8番ZIMMERがタッチで合わせ1−3と突き放される。
第4Q 53分アメリカは日本のビルドアップのボールをパスカットし、最後は36番SCHOENBECKのリバースシュートが決まり、1-4となる。日本は54分26番島田のドリブルから、パスを受けた21番鳥山がサークル内に侵入、リバウンドボールを拾った26島田がPSを獲得する。これを15番齋藤が落ち着いて決め2-4とする。追いつきたい日本は、その後もパスを繋ぎ攻撃を仕掛けるもスコアは動かず2-4で試合が終了した。(文責:女子日本代表チーム チームマネジャー 古瀬充奈)
日本ホッケー協会HPより
本大会は8チームが参加し、2グループによる1回戦総当りのリーグ戦の後、その順位に基づいた順位決定戦を実施する。
日本は2戦を終えて1敗1分でグループ3位につけている。第3戦は日本時間28日午前9時からグループ4位のカナダと対戦する。
日本の試合日程・結果は以下のとおり。時間はすべて日本時間。
大会はFIHのホームページ(英語)でライブ配信される。