U18ホッケー日本代表、男女揃って優勝/AHFユースアジアカップ

2025.07.15 20:40 | 日本代表

 アジアホッケー連盟(AHF)が主催する18歳以下の国際大会、AHFユースアジアカップ(中国・達州)は13日に男女決勝戦が行われた。U18女子日本代表は中国に1-0、U18男子日本代表はパキスタンに3-0で勝利し、男女揃って優勝という快挙を成し遂げた。

女子

 U18女子日本代表はグループリーグでカザフスタン、ウズベキスタン、中国香港をいずれも大差で下し、Top4リーグ戦へ進出。Top4リーグ戦では中国と2-2で引き分け、首位通過を果たした。決勝戦では再び中国と対戦し、アウェイの雰囲気のなか1-0で勝利し、優勝を果たした。

U18女子・岩館 直也ヘッドコーチ(岩手県立沼宮内高等学校)のコメント

 今大会は「優勝」をチーム目標として出場しました。決勝の対戦相手は予想されていた中国とTop4リーグ含め2試合対戦しました。決勝は苦しい試合となりましたが、1-0と勝利し目標を達成することができました。選手は最後まで最高のパフォーマンスをしてくれました。最後に大会出場にあたりご支援、ご声
援いただいた方々に感謝申し上げます。

U18女子・成田 萌寧キャプテン(岐阜県立岐阜各務野高等学校)のコメント

 今日は、1Qからチャンスを作って自分たちのペースでホッケーが出来ました。自分のミスや仲間のミスに対して切り替えれるよう後ろから声を出し続けることが出来ました。6戦した中で1番いいホッケーをすることが出来ていたと思います。金メダルを日本に持ち帰ることが出来て本当に嬉しいです。

男子

 U18男子日本代表はグループリーグを首位で通過し、準決勝ではバングラデシュを6-4で下して決勝進出。決勝戦ではパキスタンに対して3-0と無失点で勝利し、優勝を飾った。

U18男子・為国 壮ヘッドコーチ(福井県立丹生高等学校)のコメント

 チーム一丸となってアジアカップ優勝目指して大会に挑みました。予選リーグ5試合では、3試合先制されるなど苦しい試合もありましたが、落ち着いて逆転勝ちを収めることができ、Bプール5戦5勝、1位でセミファイナル進出を決めました。セミファイナルでも先制されましたが、選手はあきらめることなく逆転勝利を収めました。決勝は選手が最高のパフォーマンスを見せてくれ、終始主導権を握り、3-0で勝ち切ることができました。優勝できたのは、たくさんの方の支え、応援のおかげです。この優勝に満足することなく、さらに上のステップ
を目指して引き続き精進していきます。

U18男子・安井 健晃キャプテン (福井県立丹生高等学校)のコメント

 予選Bプールを5戦5勝で1位通過し、セミファイナルとファイナルを勝ち続けることができました。選手一人一人が最高のパフォーマンスを発揮することができました。苦しい時間帯でもチームが一丸となり声を掛け合った結果、チームで優勝をつかみ取ることができてよかったです。この経験をこれからのホッケー人生に活かしていきたいです。

(コメントは日本ホッケー協会のプレスリリースより)

得点王

本大会の得点王は、男女ともに日本の選手が獲得した。
女子得点王:藤井 音々(福井県立丹生高等学校)10得点
男子得点王::藤原 悠真(岩手県立沼宮内高等学校)12得点

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