男子1部天理大が圧倒、関西大に12ー2で勝利/関西学生ホッケー秋季リーグ

2025.09.28 19:59 | 大学生

 2025年度関西学生ホッケー秋季リーグは28日、親里ホッケー場(奈良県天理市)で男子1部の1試合が行われた。

試合結果

男子1部 

天理大学 12-2 関西大学
(4-0/5-0/2-1/1-1)

  秋晴れの空の下で行われた関西学生ホッケー秋季リーグ。天理大学と関西大学の一戦は、序盤から天理大の圧倒的な攻撃力が光った。

第1Q 4ー0

  試合は天理大学のセンターパスで開始。開始わずか1分、#10川上慎が冷静にゴールを決め、先制点を挙げた。その後もサークル内で攻め込み続け、12分PCから#3渡部純のフリックシュートで追加点。直後にも#2原駿がPCを沈め、さらに#12小林一成がこぼれ球を押し込み、立て続けにゴールを重ねた。

先制点を決めた天理大#10川上慎 撮影=樅木貞一
関西大GK#24永川直樹 撮影=樅木貞一

第2Q 5-0

  第2Qに入っても勢いは止まらず、#19織田清陽 がリバウンドを押し込むと、その後も追加点を重ねて前半終了時には9-0と大差をつけた。

ゴールライン際を突破する天理大#11田中翼 撮影=樅木貞一

第3Q 2-1

 関西大学のセンターパスで始まった第3Q。開始早々、天理大がPCを獲得するが、GK#24永川直樹が好セーブを見せて流れを渡さない。しかし8分、天理大#12小林一成に再び決められ10点目を許す。ここで関西大も反撃。#1和田陽向が強烈なヒットシュートを突き刺し、待望の1点を返した。

後半は拮抗した展開に 撮影=樅木貞一

第4Q 1-1

 第4Qに入っても天理大は攻撃の手を緩めず、#11田中翼のゴールで再び点差を広げる。しかし関西大もPCから#1和田陽向がフリックを沈め、2点目を獲得。最後までゴールを目指し続けた。
 最終スコアは12ー2で天理大学が勝利。攻守にわたって試合を支配した天理大の強さが際立った一方、関西大もGK#24永川直樹の奮闘と#1和田陽向の2得点で意地を示した。大差がついた試合ではあったが、両校の戦う姿勢が最後まで光った一戦となった。

本日2得点の関西大主将#1和田陽向 撮影=樅木貞一
ヘルメットを飛ばしながらもゴールを死守する関西大GK#24永川直樹 撮影=樅木貞一

 天理大学は3戦を終え、3勝(勝点9/得失点差25)となった。関西大学は3戦を終え、1勝2敗(勝点3/得失点差ー14)となった。
 次戦、天理大学は10月19日に聖泉大学と、関西大学は10月11日に聖泉大学と対戦する

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