
2025.11.02 22:18 | 大学生
第74回男子・第47回女子全日本学生ホッケー選手権大会(インカレ)は2日、大井ホッケー競技場メインピッチ(東京都)で男子準決勝が行われた。
(1-2/0-0/0-1/0-0)
立命館大が序盤から主導権を握り、攻守で隙のない試合運びを見せた。朝日大も粘り強く抵抗したが、立命館大が3-1で勝利し、2年連続の決勝進出を果たした。 朝日大学は明日、3位決定戦に臨む。
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立命館大がいきなり試合の主導権を握った。開始1分、キャプテン#1川原のスクープパスを#11樋口が巧みにトラップ。勢いそのままに豪快なヒットシュートを放ち、ゴール右隅へ突き刺した。立命館大が幸先よく先制する。
しかし朝日大もすぐに反撃。8分、PCの流れからPSを獲得すると、#2山田がキーパーの逆を突く冷静な一撃で同点に追いついた。
それでも立命館大は動じない。11分、#1川原がサークル内で鋭いヒットシュートを放ち、サイドボードを鳴らす勝ち越し弾。第1Qを2-1でリードして終えた。


追加点を狙う立命館大は、2分に#21戸屋がサークル内へ切り込み、リバースシュートを放つ。しかしこれは朝日大GK #1船本の好セーブに阻まれ、得点ならず。
その後も立命館大は鋭いセンタリングでチャンスを作るが、わずかに合わない。一方の朝日大もカウンターからゴールを狙うが、決定機を作り切れず。互いに譲らぬ攻防が続き、スコアは動かないまま前半を折り返した。


3Q序盤、立命館大がPCを獲得。#21戸屋のフリックシュートを朝日大GK #1船本が好セーブ。さらにリバウンドシュートにも素早く反応し、立て続けにピンチを防ぐ。
9分、再び立命館大がPCを獲得。#11樋口のフリックシュートに対し、ゴール前で待ち構えていた#3木村が絶妙なタッチ。華麗な連携から立命館大が3点目を奪った。
反撃に出たい朝日大だが、立命館大の堅い守備を前に決定機を作れない。13分、立命館大#6福田が放ったシュートはGK#1船本が右手でファインセーブし追加点は許さない。
立命館大が2点リードのまま第3Qを終えた。


何とか追いつきたい朝日大は果敢に立命館大ゴールを目指すも、#1川原を中心とした堅い守備を崩せない。一方の立命館大は落ち着いたボール回しでポゼッションを高め、時間をコントロール。
残り2分を切ったところで朝日大が待望のPCを獲得するが、放たれたフリックシュートは4番騎が好セーブ。
そのまま試合は終了し、立命館大が試合巧者ぶりを発揮して3ー1で勝利。2年連続の決勝進出を決めた。


・MY HOCKEY.JP [公式YouTubeチャンネル]、 UNIVAS [公式YouTubeチャンネル]にてライブ配信予定。
・11月3日(月・祝)
決勝・3位決定戦:大学生以上一律1日あたり1,000円 当日販売
※ 高校生以下無料
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