【女子準決勝】山梨学院大学が天理大学に勝利、2冠を目指し決勝へ/全日本学生ホッケー選手権大会(インカレ)

2025.11.02 23:39 | 大学生

 第74回男子・第47回女子全日本学生ホッケー選手権大会(インカレ)は2日、大井ホッケー競技場メインピッチ(東京都)で女子準決勝が行われた。

試合結果・男子準決勝

山梨学院大学 3-1 天理大学(前回準優勝)

(1-0/1-0/0-0/1-1)
 序盤から山梨学院大がペースを握り、3-1で勝利。決勝進出を決めた。 山梨学院大は王座に続き2冠を目指す。天理大は3位決定戦に臨む。
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第1Q

  試合開始直後から互いにスピーディな攻防を展開。3分、天理大がPCを獲得して主導権を握るかに見えたが、山梨学院大の堅い守備がこれをブロックし得点を許さない。
 5分、今度は山梨学院大がPCを獲得。 #5藤原がこぼれ球に素早く反応し、リバウンドを押し込んで先制点を挙げた。その後も両チームが果敢に攻め込むが、いずれも堅い守備に阻まれスコアは動かず。山梨学院大が1-0とリードして第1Qを終えた。

先制点で流れを掴んだ山梨学院大 撮影=中村雄紀夫
天理大がボールを刈り取る 撮影=中村雄紀夫

第2Q

 第2Q序盤、山梨学院大が素早い展開から人数有利を作り出し、攻撃のリズムを掴む。10分、PCを獲得すると#19齋藤からのパスを#12早助がタッチシュート。冷静に決め切り、スコアを2-0とする。
 その後も山梨学院大は高いポゼッションを維持しつつ、前線からのプレッシャーで天理大のビルドアップを封じる。天理大もサークル侵入を狙うが、山梨学院大の守備網を突破できず、2-0のまま前半を折り返した。

2点目を獲得した山梨学院大 撮影=中村雄紀夫
フリックシュートを放つ山梨学院大 撮影=中村雄紀夫

第3Q

 山梨学院大のセンターパスで試合再開。山梨学院大は立ち上がりから攻勢を強め、スクープをサークル内で合わせてシュートを狙うが、ここは天理大GK#1狩野の好セーブに阻まれる。
 試合は山梨学院大が攻め、天理大がカウンターを伺う展開。7分、山梨学院大が再びPCを獲得しチャンスを作るが、天理大の粘り強い守備に阻まれ追加点ならず。天理大も個人技を生かして前線にボールを運ぶが、山梨学院大の高いプレッシャーの前にチャンスを作れず、第3Qは2-0で終了した。

守備陣を統率する山梨学院大GK 撮影=中村雄紀夫
ドリブルで駆け上がる#12早助 撮影=中村雄紀夫

第4Q

 開始早々、山梨学院大が勢いを見せる。センターパスからテンポよくサークル付近に侵入し、立て続けにPCを獲得。#22松井がスイープシュートで確実に決め切り、スコアを3-0とした。
 何としても追いつきたい天理大は、全員攻撃で果敢に前線へ。8分、パスカットから人数有利を作り出しPCを獲得すると、#11佐々木がタッチシュートを冷静に決めて1点を返す。
 その後も天理大は反撃を試みるが、山梨学院大の統率されたチーム守備を崩せず。試合はこのまま終了し、山梨学院大が3-1で勝利。決勝の舞台へ駒を進めた。

1点返した天理大 撮影=中村雄紀夫
敗れた天理大は3位決定戦に臨む 撮影=中村雄紀夫

ライブ配信

11月3日 (月祝) 3位決定戦・決勝戦

 ・MY HOCKEY.JP [公式YouTubeチャンネル]、 UNIVAS [式YouTubeチャンネル]にてライブ配信予定。

観戦について

・11月3日(月・祝)
 決勝・3位決定戦:大学生以上一律1日あたり1,000円 当日販売
 ※ 高校生以下無料

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