活動のご報告report

3月は大会の日程も決まってきましたので、情報発信もこまめに行うことができました。4月に向けて順調な種まきができたと思います。3月はウインターリーグやスプリングカップという(これまで恥ずかしながら存じ上げていなかった)大会の結果や試合予定を掲載することができました。(他の大会も掲載しますので連絡ください!)

これは、本当にこれは大きな一歩だと思っています。これまでは大学生中心に結果を載せてきました。それはホッケーについて最も熱心に活動しているのが大学生だったからです。そこから、社会人リーグや日本ホッケー協会が主催する大会については情報があったので掲載することができました。そうやって大きな大会については掲載することができていました。しかしながら、そうでない独自の大会となると掲載することは難しくもありました。

それはなぜでしょうか。

それは「大会情報が入手できない」という壁と「大会結果が入手できない」という壁と大きな2つの壁があったからです。まず、いつどこで大会があって、という情報が手に入りません。また、大会の情報があっても結果はどこにも載っていません。そんなことが当たり前な状態です。

過去を振り返って、私は大学時代にホッケーについて話をすれば必ず「アイスですか?」「ラクロスですか?」という容赦無い言葉が返ってきました。そのたびに私は悲しい思いをしていました。と同時に、「ホッケーという球技が知られていないことは、ホッケーをしている人たちは存在しないと同じだ」とも考えていました。自分たちの存在意義というのは他者の認識の中で成立するものだと思っていますので、なんとかしないといけないな!と強く感じたのを今でも覚えています。

その当時と今の状況はほとんど変わっていないのですが、どうしたら多くの人にホッケーという球技を知ってもらえるか。まずは自分たちがホッケーをやっているよ、こういう大会があるよ、という情報発信だと思います。ホッケーを知っている人たちだけで情報を完結させずに広く多くの人に伝えることが求められていると思います。まずホッケーの存在を知り、大会がいつあるのかを知り、どうやってホッケー場まで足を運べるのかを知り、実際に運んだらルールはどうなっているのかを知る。興味を持った人がファンとして定着してく。そういうファン視点のサイクルを生み出す必要があると思います。

マイホッケープラスの活動を通じて、ホッケーの認知と普及のためにどうすればよいかを考える人たちが少しでも増えることを期待しています。その考える仲間が私たちマイホッケープラスのメンバーであればとても嬉しいです。

どうぞ引き続きご支援の程よろしくお願い致します。

平成 27 年 4 月 5 日
特定非営利活動法人マイホッケープラス
代表理事 福島雄裕

バックナンバー

2015年3月5日:2015 年2月活動のご報告

2015年2月5日:2015 年1月活動のご報告

2015年1月5日:2015年のご挨拶