2016.02.22 18:16
国際ホッケー連盟(FIH)は、2月16日付けで「23mエリア内におけるフリーヒット」に関するルール変更を発表しました。
改定箇所:競技規則 13.2
マイホッケーではわかりやすく独自にイラストを用意しましたので、一緒に勉強しましょう。
(改定前)
攻撃側23m以内のエリアで攻撃側に与えられたフリーヒットでは、ボールが5m以上動かされるか、フリーヒットを実施したプレイヤー以外のプレイヤーによって触れられるまでは、サークル内にボールが入るようにプレイしてはならない。
(改定後)
攻撃側23m以内のエリアで攻撃側に与えられたフリーヒットでは、ボールが5m以上動かされるか、守備側プレイヤーによって触れられるまでは、サークル内にボールが入るようにプレイしてはならない。
フリーヒットをする際のサークルにボールを入れる条件が、「守備側プレイヤーによって触れられるまで」に変更されています。
つまり、フリーヒットをする選手がボールを少しだけ(5mより短く)動かした後、味方の選手が近づいてきてそのままサークルにドリブルすることやサークルにボールを入れることが禁止されました。
OKパターンのように、フリーヒットをする選手がボールを5m動かしていれば、味方の選手が近づいてきてそのままサークルにドリブルすることやサークルにボールを入れることは問題ありません。
また、味方選手がドリブルなどをして、合計5m以上動かしていれば、サークルにドリブルすることやサークルにボールを入れることは問題ありません。
今回のルール改定は、「23mエリア内におけるフリーヒット」が対象です。
23mエリア内であればどの場所であっても同様のルールが適用されます。
国際大会では2月16日より適用されています。国内の大会については、3月1日より適用されます。