日本代表の世界ランキングは何位?さくらジャパン編

2018.04.18 19:12 | 日本代表 | 海外

世界ランキングってどうやって決まるの?

世界ランキングはポイント制で成り立っており、世界大会毎に更新されます。

最新の世界ランキングは2017年『ワールドリーグ』 を機に更新されました。
次回の更新は2018年7月開催の『ワールドカップ』です。

7月に開催される『ワールドカップ』の出場国や日本の対戦国などについては過去の記事をご覧ください。

ワールドカップさくらジャパンの対戦国発表

世界ランキングを構成する8大会

世界ランキングは最新の世界大会から順に8つの大会で構成されます。

現在の最新の世界ランキングを構成する8大会

*チャンピオンズチャレンジ1(cch1):2014年まで行われていた国際大会で、ワールドリーグの前身。チャンピオンズトロフィ(CTT)に出られない国が出場する大会。

どうしたらポイントを稼げるの?

どの世界大会でも、順位の高い順に獲得ポイントが多くなります。
ただし、同じ順位でも大会ごとにポイント設定が異なるので、多くポイントが獲得できる大会で勝つことが大切です。

例えば、4年に1度開催される『ワールドカップ』と『オリンピック』は最もポイントが高く、優勝国のポイントは750ptです。
2年に一度開催される『ワールドリーグ』の優勝国のポイントは400ポイントです。

次回の世界ランキングの更新は2018年7月開催の『ワールドカップ』なので、ここで一つでも高い順位で多くのポイントを獲得すると世界ランキングが上がるでしょう。

二つ目に大切なのは『コンチネンタルカップ』で勝つことです。

日本の現在の獲得ポイントは1005ptで、そのうち510ptは『コンチネンタルカップ』のポイントです。
つまり、ポイントの半分以上をアジアの戦いで占めるということです。

【アジア大陸の順位】

日本とインドでは僅か35ptの差で順位が2つ異なります。

一方で、『コンチネンタルカップ』を除いたポイント順で比較すると、下記の通りです。

【コンチネンタルカップを除いた7大会のポイント】

『コンチネンタルカップ』以外の大会で比較すると、日本はインドよりポイントが多くなります。
では、なぜ日本の世界ランキングが12位で、インドが10位になるのでしょうか?

それが、『コンチネンタルカップ』の結果です。
2017年『アジアカップ(コンチネンタルカップ)』で日本は4位で、インドは優勝をしています。
過去3大会の『コンチネンタルカップ』の順位が世界ランキングに影響を与えるので、日本の世界ランキングはインドより下の順位になってしまいました。

日本は過去3回の『コンチネンタルカップ』で4位が2回、3位が1回です。
今後アジアの大会で勝つことが世界ランキングを上げていく上で大切になるでしょう。

FIHが公開している世界ランキングの詳細はこちらをご覧ください。

次回

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