2018.06.25 19:44 | 大学生
６月２４日（日）慶應義塾大学日吉グラウンドにて関東学生春季リーグ女子１部・２部入替戦が行われた。
防衛大学校（１部７位）と学習院大学（２部２位）の対戦。
防衛大学校と学習院大学は昨年の春季リーグの入替戦でも対戦している。
結果は当時２部だった防衛大学校が１部の学習院大学を２－１で制し１部昇格を勝ち取った。
また、防衛大学校は昨年の秋季リーグにて１部６位の成績を収め、部史上初の１部残留を果たしている。
新たな記録へ、1部残留を目指す防衛大学校
昨年の雪辱を果たしたい、学習院大学
入替戦１週間前の学習院大学の佐々木佑仁朗監督は学習院大学ホッケー部のFacebookで入替戦への強い意気込みを語った。
結果や課題を受け入れ、整理し、チーム一同で何をするかを考え入替戦に挑みたい。
学習院輔仁会ホッケー部活動予定・試合結果
”自分達のホッケーを出す” などと爽やかなことを言ってる段階でなく、個々が闘うか闘わないか、それを攻守共にボールプレーにぶつけて集中し、そこの過程からチーム全体としてそれをどんな形としてぶつけて戦うかだけがポイントになる。
2月から積み上げて用意出来てることは多分にあり、それを踏まえれば入替に向けて全く不安はありません。
先制点を決めたのは学習院大学。
第１Ｑ、５分にキャプテンの寺田有美香が得点。
天明沙季のアシストから得点を決めるキャプテン寺田有美香
防衛大学校も応援団を味方に必死にプレー。拮抗した試合展開が続く。
追いかける防衛大学校キャプテンの中畑美紀
力いっぱい声援を送る防衛大学校応援団
第１Ｑに学習院大学が決めた１得点が決勝点となり、１部昇格を果たした。
結果：防衛大学校 0-1 学習院大学（0-1、0-0, 0-0, 0-0）
勝利に涙するキャプテンに駆け寄る学習院大学の選手たち
悲願の１部昇格を果たした学習院大学はフェイスブックに喜びのコメントを投稿した。
入替戦で「勝つ」事だけを考え、練習をしてきた。
60分間全員が気持ちを切らさずに走りきることができた。
一年前の入替戦で敗北してしまった相手に勝つことができ、本当に良かった。
今回の試合ではその努力が結果につながるということを学びました。 学習院輔仁会ホッケー部活動予定・試合結果
一方で、惜しくも敗北してしまった防衛大学校のコメント。
秋リーグでこの雪辱を晴らすため、練習を重ねて絶対に1部に戻ります。
応援よろしくお願い致します。 防衛大学校フィールドホッケー部女子
（写真／金子周平）
