さくらジャパン、「オランダ4ヶ国大会」準優勝

2018.07.01 21:39 | 日本代表

女子日本代表「さくらジャパン」はオランダのブレダで行われている「オランダ4ヶ国大会」を準優勝で終えた。

オランダ4ヶ国大会の参加国は「日本(世界ランク12位)」、「オランダ(1位)」、「中国(8位)」、「スペイン(11位)」。
いずれの国も7月に行われるロンドンワールドカップに出場する。

「オランダ4ヶ国大会」はまず、総当り戦で順位を決め、その順位に基づき、3位決定戦と決勝戦が行われる。
さくらジャパンは総当り戦を2勝1敗で、2位となり、決勝戦へと進んだ。

決勝戦は7月1日(日)午前1時(日本時間)、総当り戦全勝で1位のオランダと対戦。
2−8で敗戦し、準優勝となった。

DhAMNI1UwAAzU4N
出典元:https://twitter.com/tvtokyo_hockey

今度こそオランダにリベンジ

日本は総当たり戦最後のオランダ戦で1−4と敗北。
決勝戦でオランダとの対決にリベンジを誓った。

テレビ東京のさくらジャパン情報ツイッターにはGK景山恵選手と小野真由美選手による決勝戦への意気込みが公開された。

さくらジャパン、永井姉妹が得点

決勝戦では、試合開始4分にオランダが先制点を決め、その後、9分にもゴールをされ、早くも2点リードされてしまう。
しかし、10分に日本はPCを獲得し、これを永井葉月がヒットで決め、1点を返す。
日本はGK赤谷衿香を中心に粘り強い守備を見せるも、世界ランク1位のオランダの攻撃を食い止める事はできず、前半を1−4で折り返す。
後半、最初に得点を決めたのは日本。33分に永井友理がFGを決める。
しかし、その後日本は攻撃の形を作れず、オランダが得点を重ね、2−8で敗戦した。

試合の詳細は大会ページをご覧下さい。

優勝したオランダの報道

優勝したオランダではどのように報じられているか。
オランダのホッケーニュースサイト「HOCKEY.NL」では日本の力はまだまだだと評価している。

Tegenstander was Japan, dat in het toernooi tegen Spanje en China liet zien een team vol potentie te hebben, maar tegen het oppermachtige Oranje is het nog lang niet opgewassen. Het werd 8-2.

対戦国の日本はリーグ戦でスペインや中国に対し、優れた潜在能力を見せたが、卓越したオランダには遠く及ばなかった。その結果8−2であった。

hockey.nl

さくらジャパン、アイルランドへ

「オランダ4ヶ国大会」を終えた日本代表「さくらジャパン」はロンドンワールドカップの調整のため、アイルランドへ移動し、テストマッチを行う。
ロンドンワールドカップまでは、あと20日!