2018.08.23 18:31 | 日本代表
ホッケーアジア大会(男子)は8月22日(水)、日本代表の「サムライジャパン」(世界ランク16位)がインドネシア(ランク外)と対戦し、3-1で勝利した。(1-0/0-1/1-0/1-0)
アジア大会開催に盛り上がるインドネシア代表に苦戦する一戦となった。
Asian Hockey Federation(アジアホッケー連盟)はFacebookに日本とインドネシアのスコアを投稿。
「ホスト国インドネシアによる信じられないパフォーマンス、だが最後は日本が勝利!」とコメントを掲載した。
試合は14分、膳棚大剛(天理大学ベアーズ)が先制点を決める。
しかし第2Q開始3分後、インドネシアにカウンター攻撃から1点を決められ、そのまま1-1で前半を終える。
第3Qに村田和麻、第4Qに田中健太が得点を決め、3-1で勝利となった。
男子日本代表「サムライジャパン」の目標はベスト4。
そのためには、グループで最低上位2位に入らなければならない。グループリーグの順位は得失点差の影響が出る可能性もあるため、大量得点を決めたい試合だった。
インドネシア代表は1962年のアジア大会以来の出場。
今大会の初戦のインド戦では0-17で敗北しており、日本から得点を決めたことは偉業だ。
インドネシア代表のGusmana Ahriandi監督は最近の試合のなかで良い試合の一つと話したうえで、「私たちの準備期間は短く、十分なものではなかった。だが、今日選手たちは良いチーム作りができていることを見せてくれた。選手たちは戦いの精神を持っていたし組織的なゲームをした。私たちはもっと良くなると確信しているよ」と語った。
男子日本代表「サムライジャパン」のシギ・アイクマン監督はこの試合をきっかけに選手たちは目を覚ますだろうと話した。
「インドネシア代表が素晴らしいプレーと素晴らしい戦いの精神を見せてくれたことは功績だ。私は試合に勝つと思っていたし、インドネシア代表が点を決めたときもそんなに心配していなかった。」
「インドネシアチームが見せてくれたものはこの大会で簡単な試合は一つもないということ。全チームが勝ちたいし、どこも変わりはない。私たちは次にインド戦があって、選手たちはこの試合から学ばなければならない。おなじミスは許されないし、勝利を期待している」と話した。
引用:SIAN HOCKEY FEDERATION|NEWS "DAY 4 – (M) JPN 3 – 1 INA"
SAMSPO.COMではインドネシア戦を終えたサムライジャパンのシギ・アイクマン監督とキャプテン山下学選手のコメントを掲載。
アイクマン監督は「あまり得点を取れなくて痛い試合」と不満そう。山下主将も「初戦の大量得点でおごり、余裕があったから、こういう試合になった」と振り返った。
第1クオーターで先制するもパスのミスが目立ち、ゴールに結び付くチャンスをあまりつくれなかった。次戦は前回覇者のインドだが「広くコートを使って、早いパスをつなぐことができれば十分に戦える」と山下主将。目標のベスト4、メダル獲得へと気持ちを切り替えた。
引用:SANSPO.COM|ニュース "男子ホッケーは「おごり」で苦戦/アジア大会"
男子日本代表「サムライジャパン」(世界ランク16位)は第2戦まで勝利を積み重ねており、勝ち点6を持っている。
日本と同じグループAで最も上位の世界ランクを持つインド(世界ランク5位)も同じ勝ち点6だが、得点差でインドのほうが上位に立っている。
日本の第3戦はインドで、アジア大会で初めての上位チームとの試合だ。
戦いの精神で強豪インドに競り勝ってほしい。
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