2018.08.29 12:07 | 日本代表
ホッケーアジア大会(男子)は8月28日(火)、男子日本代表「サムライジャパン」(世界ランク16位)はグループリーグ最終戦を迎え、韓国(12位)と対戦。日本は3-2で勝利した。(0-0/1-0/0-1/2-1)
韓国戦に勝利した「サムライジャパン」はグループリーグを4勝1敗(勝ち点12)で終え、グループ2位で準決勝戦へ進む。
3大会ぶりに日本のベスト4入りが確定した。
「サムライジャパン」のアジア大会目標はベスト4進出。目標を達成するためには韓国戦は勝つしかない非常に大事な試合だった。
前回のアジア大会で日本は6位。韓国は3位だった。
これまでの日本の韓国との対戦成績は2002年ワールドカップ以降、0勝10敗1分けだった。
引き分け以上で準決勝進出が決まる韓国。試合の序盤から激しい攻防戦が繰り広げられた。
第1Qは両チーム得点に繋がらず0-0。
第2Qは韓国が猛攻を仕掛け、立て続けにPCを獲得。「サムライジャパン」のDFが冷静に対応し、ゴールを防ぐ。
得点が動いたのは28分。村田和麻がカウンターからリバースシュートを放ち先制。1-0で前半を折り返す。
後半38分、韓国がボールを押し込み同点に追いつかれる。
1-1で迎えた第4Q。開始早々46分に再び村田和麻が追加点を決め、2-1に。
しかし、その2分後の48分、韓国がPCで得点を決め、2-2に追いつかれる。
韓国が安心した隙をつき、49分、村田和麻にパスがつながりこの試合3得点目を上げる。
引き分け以上で準決勝戦に進める韓国はパワープレーに出るも日本の粘り強い守備により得点は決まらない。
手に汗握る攻防戦は日本が制した。
日本の3得点はすべて村田和麻選手が得点。
サムライジャパンの勝利に貢献した村田和麻選手は「素直にめっちゃうれしい。自分にとって初めてのアジア大会で、メダルに手が届けばいいと思う」と喜びをコメント。
さらに、山下学キャプテンも「勝たなければいけない試合だった。アイクマン監督になってから苦しい練習をやってきた。60分間勝負して、結果を出せて良かった」と話した。
引用:SANSPO.COM|ニュース "ホッケー日本男子4強!、韓国を3-2で破る/アジア大会"
シギ・アイクマン監督は「一生懸命練習した結果が出た。東京五輪に向けて可能性を示せた」と話し、次戦のパキスタン戦については「信じてやれば、勝機はある」と、意気込みを話した。
引用:SANSPO.COM|ニュース "ホッケー日本男子、48年ぶりメダルへ前進 指揮官「東京五輪へ可能性示せた」/アジア大会"
「サムライジャパン」は30日(木)パキスタン(世界ランク13位)と対戦する。
2013年のアジアチャンピオンズトロフィー以降のパキスタンとの対戦成績は3勝4敗3分け。
手強い相手ではあるが、最も直近に行われた2018年2月のオマーン三ヶ国大会の決勝戦では3-2で勝利している。
チャンスをつかみ、勝利してほしい。