2018.10.10 17:37 | 日本代表
未来のサムライが期待されるU21男子日本代表がマレーシアのジョホールバルで健闘を見せている。
10月6日に開幕した第8回スルタンジョホールカップで6か国中、日本は現在2位。
これまでの日本の最高順位は2016年の3位で、過去最高成績に期待したい。
マレーシアのジョホールバルで行われるスルタンジョホールバルカップはU21男子の国際大会で、今年で8回目の開催を迎えた。
出場国は6ヶ国で、総当たり戦で勝ち点を争った後、順位決定戦が行われる。
日本は2016年第6回大会に初めて出場して以来、3大会連続出場。
2016年は第3位、2017年は第5位の最終順位だった。
今大会選出された18人の日本代表メンバーの平均年齢は19.0歳。
大会最年少16歳の選手がいるインドが最も平均年齢が低く、18.3歳。
ほぼ20代の選手で占めるオーストラリア代表が最も平均年齢が高く20.3歳だ。
日本は初戦に2年連続優勝の強豪国、オーストラリアと対戦し、2-1で勝利。オーストラリアから初白星を挙げた。(0-0/0-1/1-0/1-0)
第2Q終了間際にペナルティコーナーで失点し、0-1で前半を折り返すも、38分に藤島来葵選手(立命館大学)が、60分には井関渉二選手(朝日大学)がペナルティコーナーで得点を決めた。
大会公式サイトのニュースでは「Japan shock Australia(日本、オーストラリアに打撃を与える) 」と日本の歴史的勝利を伝え、日本代表の坂本博紀監督も初戦の勝利を喜んだ。
「私たちは勝つことができると信じていた。だが、選手たちは失点を抑える良いプレーをしたし、適切なタイミングでチャンスをものにした。良い初戦だったし、今後も改良し続ける必要がある」
引用:The Sultan of Johor Cup | NEWS"Japan shock Australia"
日本は第2戦のイギリス戦も2-1で勝利。貴重な勝ち点3を獲得した。(1-0/1-1/0-0/0-0)
高橋洋介選手(山梨学院大学)がプッシュシュートで押し込み先制点を決める。さらに、イギリスのファウルを取り、ペナルティストロークを獲得。藤島来葵選手(立命館大学)が落ち着いて決め、2-0に。
追加点を決めた1分後に失点してしまうが、イギリスの猛攻に耐え、勝利をつかみ取った。
試合後イギリス代表のジョン・ブレイビー監督は日本チームを称賛した。
「日本は良いチームだし、とても上手だった。彼らはチャンスをものにし、守備を徹底した」
引用:The Sultan of Johor Cup | NEWS"Japan continue winning run"
第3戦はインド代表と対戦。両チーム負けなしで、大事な一戦だったが、惜しくも0-1で敗れた。(0-0/0-0/0-1/0-0)
坂本博紀監督は「得点をするチャンスはあったので、今日私たちは少しアンラッキーだった。良い試合だったが、私たちにはまだあと2試合ある。努力をし続ける」とコメントし、これからのニュージーランド戦、マレーシア戦、順位決定戦に向け前を向いた。
引用:The Sultan of Johor Cup | NEWS"JIndia edge closer to final"
現在、日本は2勝1敗の戦績で、6チーム中2位。1位はインドだ。
10月10日にニュージーランド戦、12日にマレーシア戦、13日に最終戦の順位決定戦が行われる。
過去最高成績へ、若きサムライに期待が高まる。