未来のオリンピアンが集うU-12キャンプに向け、今週末は中四国ブロック選考会。

2018.11.30

今年度より日本ホッケー協会スポーツ少年団部会主催による新たな企画、「U-12 Hockey Dream Camp」(U-12キャンプ)
小学生に夢を与え、将来、国際的に活躍できる選手を発掘・育成することを目指すと共に、日本各地の小学生世代のホッケー競技の普及と競技人口の拡大が目的だ。
日本全国の選考会を勝ち抜いた約100人の小学生が2019年3月2日(土)3日(日)に集結する。

◆日本ホッケー協会スポーツ少年団部会によるUー12キャンプ案内文はこちら(PDFファイル)

今週末は中四国ブロック選考会

3月のU-12キャンプに向け、日本各地で選考会が行われており、11月24日(土)25日(日)には近畿ブロックの選考会が行われた。
12月1日(土)2日(日)には中四国ブロック選考会が島根県奥出雲町で行われる。

講師にはさくらジャパンの及川栞選手

選考会ではテストマッチだけではなく、ホッケー教室や講演も行われ、女子日本代表さくらジャパンの及川栞選手が講師を務める。
贅沢な時間になりそうだ。

及川栞選手のTwitter。

「皆の想いが重なって、形になった」

U-12キャンプ実行委員の山本さんに話を聞いた。

--及川栞選手が講師のホッケー教室、良いですね。どのような経緯で実現したのでしょうか?

山本:ソニー HC BRAVIA Ladiesの選手によるホッケー教室を玖珂(山口県)でやっています。及川さんがソニーにいるときからあったんですが、なかなか来られなくて是非教えてくださいと前々から言っていたんです。
及川さんがオランダに行ってからもなにかあると、おめでとうとかそういうやり取りはしていました。それで、中国のチャンピオンズトロフィーが終わったら玖珂に行きますと言ってもらって。それなら是非、この選考会に来てほしいという話になりました。

--講演では海外でのお話が中心ですか?

山本:海外の話もそうですし、及川さんの考え方など指導者に向けても話してもらう予定です。
本当は及川さんが来ることは当日発表のお楽しみだったんですが、指導者のほうが楽しみで話しちゃって、もう結構皆知ってるんです(笑)

--選考会というのも初めてですよね、山本さんはどんなお気持ちですか?

山本:小原さんも仰ってたけれど、すべては山口県の全スポ(全日本スポーツ少年団交流大会)でした。
こういうことができないかなって皆の想いが重なって、形になった。試行錯誤してここまできました。全国に仲間はたくさんいる。悩みも一緒なんです。
壁もあったけれど、ホッケーへの熱意でこれだけの人が協力できるんだという喜びです。ホッケー関係者の魅力だと思ってます。
個人で言うと、ホッケー経験者ではなくて保護者からのスタートでした。応援団だったわけです。夢が現実になってきたという思いがあります。

--全国のチームが抱えている悩みとは?

山本:一つは競技人口ですよね。サッカーや野球にいっちゃう。あと個人スポーツ。卓球なんかもすごい。
小学生のスポーツは親がかりになってる。親を口説かないと入ってくれない。子供はホッケーをやってみれば面白さが分かる。でも、親はホッケーを知らないから魅力が分かりにくいんです。だから親世代にも知ってほしいという気持ちがあります。選手が増えれば学年ごとにチームが組めて、練習量も増やせる。スキルアップにつながってもっと楽しくなる。
小学生が増えて知名度が上がれば、ホッケーの未来は明るくなると思います。

あとは指導者です。指導だけでは生活できないのが今の状況。
ではなにか仕事をしながら、といってもそんなに都合よくはいかない。両立はなかなか難しいですよね。
長期的には指導者の確保を目指します。

--選考会では選手たちにどんなプレーを期待されてますか?

山本:チャレンジ精神です。なにかをやってやろうという姿勢、意外性、創意工夫に富んだ積極的なプレーが見たいですね。

ホッケー界の未来を担う小学生を応援しよう

U-12キャンプの実施にあたり、主催者は個人・団体の協賛者を募集している。
締切は12月30日(日)。

協賛の詳細は下記ページをご覧ください。