【速報】サムライジャパン、初戦を3-1で勝利!第2戦は因縁の南アフリカと対戦/男子FIH・シリーズ・ファイナル in インド

2019.06.07 15:01 | 日本代表

男子日本代表サムライジャパン(世界ランキング18位)は6日(木)、FIHシリーズファイナル・インド大会の初戦を迎え、メキシコ代表(39位)と対戦。

3-1で勝利した。(1-1/1-0/1-0/0-0)

「日本は世界ランキング下位のメキシコに勝利した。しかし、気持ちの入った良いプレーを見せた若いメキシコに苦戦した」

メキシコに先制点を許す

サムライジャパンは試合序盤、ペナルティーコーナーのチャンスを得るもゴールできず。

その後の反撃でメキシコに先制点を許す苦しい立ち上がり。

この失点直後、再度ペナルティーコーナーのチャンスを得たサムライジャパンは、膳棚大剛がドラッグフリックを決めて同点に追いつき、1-1で第1クオーターを終える。

第2クオーターでは田中健太選手がドリブル突破。

サークル内で相手選手の反則を誘い、これが危険なタックルとみなされペナルティーストロークを獲得。

このチャンスは山田翔太選手が着実に決めて2-1。

追加点は第3クオーター。ペナルティーコーナーを得たサムライジャパンは再び膳棚選手が決めて3-1。

その後は両チーム得点がなく、3-1でサムライジャパンの勝利となった。(1-1/1-0/1-0/0-0)

得点者
3分  メキシコ #22 FG HERNÁNDEZ Erik
3分  日本   #29 PC 膳棚大剛
21分 日本   #25 PS 山田翔太
34分 日本   #29 PC 膳棚大剛

アイクマンヘッドコーチの試合後コメント

試合後、アイクマンヘッドコーチのコメント動画が公開された。

「勝って良かったが、ただそれだけ。メキシコの方が出来がよかった。大会初戦にうまく合わせてきたメキシコに敬意を表したい。彼らは今大会で世界ランキング下位のチームだが素晴らしい戦いぶりだった」

アイクマンヘッドコーチの表情からもサムライジャパンのパフォーマンに満足していない様子が窺える。

膳棚大剛選手が100Cap

この試合で膳棚選手は国際試合出場数が節目の100試合となり、試合開始前にはスタジアムで祝福のアナウンスもあった。

ドラッグフリッカーである膳棚選手はチームを救う2ゴールの活躍で、自身の「100Cap」に華を添えた。

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次戦は南アフリカ代表と対戦

自陣で守りを固めるメキシコ代表に苦しみながらも初戦で勝ち点3を獲得したサムライジャパン。

第2戦の対戦国は南アフリカ代表(16位)だ。(日本は18位)

南アフリカは今大会の初戦で、世界ランキング格下のアメリカ代表(25位)に敗れており、第2戦は勝利のために高いモチベーションで臨んでくることが予想される。

サムライジャパンと南アフリカの過去10回の対戦成績は4勝4敗2分。(勝利には引き分け後のSOでの勝利も含む)

前回の対戦は2017年7月のFIHワールドリーグセミファイナル・南アフリカ大会。

サムライジャパンは2-4で敗れている。

また、2012年、岐阜県各務原市が会場となったロンドンオリンピック最終予選で「サムライジャパンが勝てばオリンピック出場権獲得」という試合で日本の前に立ちはだかったのも南アフリカだ。(1-2で南アフリカが勝利)

サムライジャパンは連戦

注目の第2戦・サムライジャパン対南アフリカは、明日6月8日(土)日本時間22時30分に試合開始予定となっている。

大会序盤ということもあったのか、初戦は基礎的なスキルミス、コンビネーションミスなどが目立ったサムライジャパン。

連戦となる第2戦目でどこまで修正できるか、大会期間中の修正力が試されるところだ。

なお、第2戦は下記リンク先のページでライブ配信される予定。

https://fih.live/view/event/45988

「土曜夜、因縁の対決を見逃すな!」

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