3年連続優勝の京都大学ホッケー部「結果を残すことができ、とても嬉しい」/七大戦

2019.09.05 11:02 | 大学生

第58回全国七大学総合体育大会(ホッケー競技)が8月14日(水)に閉幕。 女子は京都大学、東京大学、北海道大学、新潟大学の4チームが出場。 京都大学が3年連続優勝を飾った。 各大学のキャプテンに大会を振り返った感想を聞いた。

最終順位

優勝 京都大学 小野菜々子

「目標としていた優勝を果たすことができ大会三連覇することができました。新入生が加入してはじめての公式戦で結果を残すことができ、とても嬉しいです。残念ながら全勝優勝することはできなかったので、後輩には来年こそ全試合勝利をおさめて優勝してもらいたいです! (今後の目標)夏休みには試合がたくさんありますが、私たちは9月に行われる全日本大学大会を突破し、インカレに出場することをチームの大きな目標としてこの夏練習に励んできました。普段戦うことのない関東のチームとはプレースタイルの違いなどあると思いますが、どんな相手に対しても私たちのやりたいことを貫き通せるように、全員で攻めて全員で守る、テンポの良いパスホッケーを楽しみながら頑張っていきたいです」
3連覇を達成した京都大学 写真/中村雄紀夫

3連覇を達成した京都大学 写真/中村雄紀夫

2位 北海道大学 村上仁美

「今年は三年ぶりの七大戦優勝を目標に練習してきたので、準優勝という結果はとても悔しかったです。しかし、試合を重ねるごとにチームの団結力が上がり、プレーが良くなってきていることを実感できて良かったです。七大戦では得点力不足という課題が見つかったので、今後は確実に点が決められる、精度の高いプレーが増やせるように練習を続けていきたいです。そして来年こそは今年の雪辱を果たし、優勝して欲しいと強く願っています」
惜しくも得失点差で優勝を逃した北大。来年へ思いを繋げる 写真/中村雄紀夫

惜しくも得失点差で優勝を逃した北大。来年へ思いを繋げる 写真/中村雄紀夫

3位 東京大学 増田朱音

「普段対戦することのない大学の皆さんと戦うことができたことは良い経験であり、様々なプレースタイルに触れてとても実りある時間となりました。主管校として三校の皆さんをお迎えできたこと、いろいろな方のお力をお借りして、初めて公式戦として七大戦を開催できたことを大変嬉しく思います。 総合3位という結果は悔しいものでしたが、課題の発見と収穫の多い大会になりました。課題としては、相手のイレギュラーなポジショニングに対して対応が遅れてしまったこと、決定力不足、サークル内守備の弱さなどです。一方で、日を追うごとに調子を上げられたこと、ドリブルでの打開ができたことなどは収穫でした。 秋リーグでは一戦一戦大切に勝ち進み、一部昇格を目指します。現在は決定力のあるチームを掲げ、得点へのこだわりを持って練習に励んでおりますので、応援よろしくお願い致します」
七大戦を経て秋季リーグに挑む東京大学 写真/中村雄紀夫

七大戦を経て秋季リーグに挑む東京大学 写真/中村雄紀夫

4位 新潟大学 渡部那菜

「本大会を開催してくださった東京大学さんをはじめ、対戦してくださった他大学さん、3日間ありがとうございました。どこの大学も違った個性があり、1試合1試合がとても内容の濃いものになりました。新潟大学は、11人制の試合が初めての1年生がチームの半分程を占めている事もありますが、今回の大会を通じて他大学さんとのチーム力の差を実感させられました。チーム全体で、連携して攻めて守る動きを出来るかどうかが今後の課題だとはっきりわかる良い機会になりました。 これからインカレに挑みます。するべき事はたくさんあるのですが、まずは全員でのコミュニケーションを大切にし、攻めの形、守りの形を共有する事を徹底していきたいです。ありがとうございました」
チーム力を上げ、全日本学生選手権(インカレ)に挑む新潟大学 写真/中村雄紀夫

チーム力を上げ、全日本学生選手権(インカレ)に挑む新潟大学 写真/中村雄紀夫

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