バルビル・シン氏死去 五輪3連覇、インドホッケー界の英雄

大井ホッケー競技場ノースピッチ(品川区)

2020.05.26 19:37 | 海外

インドの五輪3連覇に貢献した名ホッケー選手、バルビル・シン氏が25日、死去した。95歳だった。

シン氏はインドが英国から独立した翌年の1948年ロンドン五輪決勝、対英国で2得点をあげ、金メダル獲得に貢献。2連覇を果たした1952年ヘルシンキ五輪決勝ではオランダに対し5得点の活躍を見せた。1956年メルボルン五輪では主将としてチームを牽引。インドは大会を通じて無失点という強さで勝ち抜き、決勝戦で宿敵パキスタンを下して3連覇を達成した。

またシン氏は1975年ワールドカップ(マレーシア・クアラルンプール)でインド代表監督を務め、チームを初優勝に導いた。インドがワールドカップを制したのはこの1回限り。

▼Hockey IndiaのFacebookページに掲載された追悼記事

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