2021.01.07 21:33 | 日本代表
ホッケー女子日本代表さくらジャパンの新ヘッドコーチ、チャビ・アルナウ氏(47/Xavi Arnau)は7日、オンラインで記者会見を実施し、「自国開催チームのオファーに名誉を感じている。チームを最善の形に持っていき、世界レベルに引き上げていけるよう、ベストを尽くしたい」と意気込みを語った。
アルナウ氏は元スペイン代表FWでアトランタ五輪銀メダリスト。スペイン女子代表のアシスタントコーチやスペイン、ベルギーのクラブチームのコーチを歴任し、昨年10月末に退任したアンソニー・ファリー氏の後任に抜擢された。新型コロナウイルスの影響で来日できておらず、6日から川崎重工ホッケースタジアム(岐阜・各務原市)で実施されている日本代表候補選手選考会にはリモートで参加している。
日本チームの印象について「スピードの速さ、体の使い方などフィジカルの面が強み。ボールに対するポジショニングが課題。どうやって相手チームにプレスをかけるか、駆け引きするかを今後、世界レベルに引き上げたい」とコメント。
日本代表のアシスタントコーチや協会関係者から共有された映像を見ての選手選考について、「ビデオで動きは把握している。大半が20代と若いが、年齢と経験をミックスしたチームが良い結果を得るのにベストではないかと思う。ポジショニングや経歴を見て最終的に判断していきたい」と語った。
選考会は8日午前まで実施される。