2022.04.18 17:53 | 海外
世界最高峰のホッケーオランダリーグ(フーフトクラッセ)のHGC(ハー・ヘー・セー)でプレーする田中健太は、現地時間7日と10日のリーグ戦に出場した。降雪のため1日から7日に日程が変更された第17節は、Oranje-Roodと3対3で引き分け、第19節はPinokéに1対2で敗れた。(写真は第19節=Rik Komor ©HGC)
HGC 3-3 Oranje-Rood
得点者:
・HGC:17分 Seve van Ass(PC)、28分 Jan van't Land(FG)、40分 Zachary Wallace(FG)
・Oranje-Rood:10分 Laurens Halfmann(FG)、39分 Thomas Briels(FG)、44分 Phil Roper(PS)
▼ハイライト映像
HGC 1-2 Pinoké
得点者:
・HGC:60分 Alan Forsyth(PC)
・Pinoké:7分 Sebastien Dockier(FG)、38分 Dennis Warmerdam(FG)
▼ハイライト映像
HGCは第19節を終え、勝点32(9勝5敗5分)で12チーム中6位と順位を一つ落とした。
プレーオフに進出できるのは上位4チームで、残すところリーグ戦はあと3試合。HGCは次戦、現地時間24日(日)に勝点21で9位のRotterdamと対戦する。
Oranje-rood戦は前半リーグのホームゲームで敗れている相手で、順位も一つ下の6位だったためプレーオフに向けて負けれない大事な一戦だった。ここで勝てれば3位の可能性もあり、チームとしてもしっかり準備ができていたと思う。
試合は先制されたものの、前半のうちに逆転に成功したのは良かった。その後同点に追いつかれるもすぐに逆転。しかし、PSを与えてしまい最終的には3対3の同点で試合を終えた。
負けという最悪のケースは避けることができたが、勝ち切れる試合だったと思う。個人としては得点に絡めたので良かったし、チームにも貢献できたと思う。
Pinoké戦は今シーズンで一番重要な試合になるとPaul監督も言っていた大事な試合。選手達もこの試合にかける思いはとても強かった。ここで勝てれば大きくプレーオフへの出場が期待できる。しかし、負ければ一気に不利な状況に置かれてしまうという一戦。
ホームゲームということもあり、その利点を活かして戦いたかったが、先制点を許してしまった。その後は一進一退の攻防が続き前半は終了となった。
ハーフタイムのミーティングではチームの雰囲気も良く、後半に向け良い状態だったと思う。しかし、後半開始早々に追加点を許してしまった。相手のセンターアタックからの攻撃で自分達の中を固めて守る戦術でこの失点ケースは初めてだったので正直動揺した。その後はPCのチャンスから1点返すも何度かあったチャンスも決め切ることができずに痛い敗戦となってしまった。
個人としてはトータルで見れば良かったが、やはり決定的な仕事ができなかった。こういう大きな試合で決定的な仕事ができるようにしていくにはどうすれば良いか自身の課題として考えていきたい。
プレーオフの可能性はゼロになった訳ではないので、次の試合に向け身体の面でも気持ちの面でもベストな状態を保ってしっかり準備したい。
生年月日:1988/5/4
血液型:A
身長:173cm
体重:69kg
出身地:滋賀県
出身校:春照小学校/伊吹山中学校/天理高校/立命館大学
日本代表CAP数は166、ゴール数は80(2022年3月16日現在)。
モットー・座右の銘は「一所懸命」。尊敬する人はイチロー、三浦知良。(2019年の五輪テスト大会「READY STEADY TOKYO」の選手プロフィールより)
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田中健太選手のメッセージ
「オランダリーグでプロ選手として活動しています。ギフティングはフィールドホッケーの普及、発展に活用いたします。」
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(https://unlim.team/fansより)